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バスケットボール指導用備忘録

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大阪でバスケコーチをしている資料の備忘録
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#シュート

6月30日練習会

・Play Like A Champion today.
・自己決定
・連続inシュート練習
・抜重
・膝のサポーター
 
Play like a champion today.
勝っても負けても、練習がうまくいっても上手くいかなくても、技術習得がきちんとできてもなかなかできなくても、勝者の振る舞いを行うことはとても大切なことです。勝ったから勝者の振る舞いができ、負けたからできない、しない。ではい

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初心者・初級者の時点でミドルシュートが打てることの重要性を覚えておく

オフェンスが終わる場面は大きく分けて二つあります。

シュートを打って終わる。
シュート以外で終わる。

このように書くと当然のように思えます。
シュート以外での終わり方を大まかに分けると、

ひとつ目は、コートサイドの線を踏んでしまう。トラベリングをしてしまう。などの審判に笛を吹かれてゲームクロックが止まり相手ボールで再開する場合。

ふたつ目は、パスをしたら相手ディフェンスにスティールされる。

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結果の数字を抽象化してみると

前回の資料で、バスケットボールの試合で勝利チームが4ファクターの差分で相手を必ず一つ以上は上回っていることを記載しました。

これは「過去(2022のWC)の結果がそうだった」ということ以上でも以下でもありません。

 

具体的な数値は不明としても、バスケットボールの競技特性上、制限された時間の中で相手チームよりも1点以上多くとることが勝利条件であることは決まっています。

 今回は、過去の傾向

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eFG%の考え方

eFG%の考え方

よほどの実力差がない限り、バスケットボールにおいてシュートの半分以上は入りません。感覚的に「よく入ったなぁ」となるのは45%前後ではないでしょうか。当然のことながら一番確率が良いのはゴールした近辺です。バスケットボールで勝ちたいのであれば、ゴール下からのシュートをできる限り増やすことが一番の近道です。

 

おおよその数値としては

ペイントエリア含むゴール下  60%

ペイントエリア外の2P

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TOV%

 こちらもスコアシートからは読み取れない要素となります。

 計算式

 ターンオーバーの回数をターンオーバーの回数とさらに(フィールドゴールを打った回数+フリースロー×0.44)で割ったものとなります。

0.44という定数は4ファクターの項目で出てきたディーン・オリバー氏が過去の統計から計算したものとなっています(近年のバスケットボールの統計からは少しずれができている可能性があるといわれてきて

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ORB%(Team)

 こちらもスコアシートからは判別できない要素です。
 
計算式(チーム全体)

 獲得したオフェンスリバウンド数を相手ディフェンスリバウンド数と合わせたもので割ったものとなります。感覚的には30%くらいの確率になると、「かなりオフェンスリバウンドをとられているな」という感じになります。
 
2023年11月11日のNBAの試合 LAL@PHX(122-119)
LAL ORB数9 DRB数34 (

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eFG%

eFG% (effective Field Goal %)
 
 スコアシートやボックススコアには記載されていない要素です。
effecive。辞書を引くと「効果的、有効、実行」となっています。意味合いとしては「実行としてのフィールドゴールの確率」。といったところです。
 
計算式

FGM:フリースロー以外のシュートが入った数(2P、3P問わず)
FGA:フリースロー以外のシュートを打った数(2

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