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「角川ごちそう文庫」第3弾発売! じんわり心が温まる、絶品小説が盛りだくさん! 

角川文庫の創刊75周年を記念して、2023年9月から刊行がスタートした「角川ごちそう文庫」。読めば疲れた心がほっと満たされる、彩り豊かな美味しい物語がそろっています。

2024年9月24日発売の第3弾では、バラエティ豊かな5作品を刊行!
幸せを提供する朝ごはん、猫と絶品まかないに癒される共同生活、社員食堂が舞台のグルメ×お仕事小説、小さな港町のシスターフッド、料理が苦手な主人公の奮闘記まで。読み味も様々、すべてがおすすめのラインナップです。

「おなかはぺこぺこ! でも、心は満たされる!」
そんな読書体験をお約束します。お好きなメニューをご堪能ください!


■ 「角川ごちそう文庫」第3弾

伽古屋圭市『猫目荘のまかないごはん 夢とふっくら玉子焼き』(角川文庫)

【カバーイラスト】嶽まいこ/【装丁】二見亜矢子

答え合わせの人生なんて、 つまらない。

満開の桜の中、古びた下宿屋「猫目荘」にやって来た結芽の心は重い。念願の漫画家になったものの、ヒット作を出せず、筆を折ろうと決意したのだ。未来が見えなくても、ここのまかないごはんは美味しい。牛肉とゴボウの和風炒め、タリアテッレに絡むボロネーゼ、イワシのオーブン焼き。大家の伊緒のドジっぷりも楽しく、毎日住人たちで囲む食卓はにぎやかだ。そんな中、思いがけない話が舞い込んできた――。自分を信じたいすべての人に贈る、美味しくて勇気の出る物語。

KADOKAWAオフィシャルサイトより引用

栗栖ひよ子『カフェどんぐりで幸せ朝ごはん』(角川文庫)

【カバーイラスト】ヤマナカ ハルナ/【装丁】青柳奈美

心と体に優しいあなたのための一皿――素敵な1日になりますように。

鎌倉にある「カフェどんぐり」は、ツリーハウスと広々としたガーデンテラスがある素敵なお店。店主のあさひが作る朝ごはんは、お客様にぴったりの一皿だ。学校に行きたくない気分の女子高生には具だくさんの台湾おにぎり、ブラック企業で疲弊したサラリーマンには滋養たっぷりのスープ、夜もバイトをして夢を追う俳優の卵には甘いミルクレープ――。余裕のない心と身体に染みわたる、とびきりの朝ごはんを召し上がれ。優しくて心温まる連作短編集。

KADOKAWAオフィシャルサイトより引用

山本幸久『社員食堂に三つ星を』(角川文庫)

【カバーイラスト】satsuki/【装丁】原田郁麻

私の居場所は、ここにある。温かくておいしい社員食堂物語

東京でキャリア街道まっしぐらの管理栄養士・日元みなほ。ところが突如、紀伊半島の田舎町にある家具メーカーの社員食堂への異動を命じられる。しぶしぶ赴いた彼女を待ち受けていたのは、ベテランパート調理員・郷力だった。社員の健康を考えて試行錯誤するみなほに、郷力は何かと難癖をつけてくる。東京が恋しいみなほだったが、次第に町の人のやさしさや美味しい郷土料理に出会って……。ハートフルな絶品お仕事小説!

KADOKAWAオフィシャルサイトより引用

賀十つばさ『今日からお料理はじめました』(角川文庫)

【カバーイラスト】チームおゆき/【装丁】bookwall

苦手な料理をがんばってみたら、知らない自分が見えてきた。

社会人2年目で独り暮らしを始めた渚は、完璧な母親にいつも先回りされてきたからか、ゆで玉子すらおいしく作れない。職場でも機転の利かなさを実感するばかりで、仕事人間になれるとも思えない。そんな中参加したBBQで「鍋の中を覗いてみたら?」と言われ衝撃を受ける。 そうか、料理も仕事も、実際になにが起きているか自分の目で確かめなくちゃ――。 迷える女子が自分なりの生き方を見つける、お仕事×お料理小説!

KADOKAWAオフィシャルサイトより引用

喜多嶋隆『潮風マルシェ』(角川文庫)

【カバー写真】喜多嶋隆

どんなピンチも重い荷物も、2人なら大丈夫。

ここが、私たちの大切な居場所。

海辺の町に春がやってきた。小さな料理店のオーナーである海果が考えた、ワカメや春キャベツを使った新メニューは大好評。店を訪れる顔なじみにもそれぞれ転機が訪れているようだ。そんな中、妹分である愛のアイディアで朝市をやることに。新鮮な魚介類と土付きの三浦野菜は飛ぶように売れていく。だが、思わぬ事態が起きて――。魚も野
菜も人も、見栄えで選ばれる今、本当に大切なものは何か? 温かな気持ちが満ちる感動の物語。

KADOKAWAオフィシャルサイトより引用

■ キャンペーン情報

「角川ごちそう文庫」刊行記念プレゼントキャンペーン実施中!
対象書名の中から2作品を書店で購入すると、抽選でカドイカさんオリジナルエプロンやハーゲンダッツ1ヶ月分の豪華商品が当たります!

レシート対象期間:2024年9月20日(金)~2024年11月20日(水)
※購入後1週間以内にKADOKAWAアプリにレシートを投稿してください。

▼ 詳しい応募方法とKADOKAWAアプリのDLはこちら ▼
https://kdq.jp/gochiso

■ 編集部からのメッセージ

「角川ごちそう文庫」がスタートして約1年。今回の第3弾では、バラエティ豊かな5冊が揃いました。
猫と一緒の共同生活と絶品まかないを通じて前向きな気持ちになれる『猫目荘のまかないご飯 夢とふっくら玉子焼き』。世界各国の朝ごはんが登場、店主と「看板リス」に癒される『カフェどんぐりで幸せ朝ごはん』。健康的な食事のヒントも盛り沢山、仕事を頑張る主人公に勇気をもらえる『社員食堂に三つ星を』。一人暮らし、苦手な料理を頑張る主人公の成長を見守る『今日からお料理はじめました』。海辺の料理店を営む姉妹のような少女たちの絆に、人を想う大切な気持ちを思い出せる『潮風マルシェ』。
読み心地も魅力も様々な5冊、けれどどの物語も、本を閉じた時にはきっとほんのり温かなものが心に残るはず。
ぜひ、あなただけの特別な1冊を見つけてください。

■ 著者紹介

伽古屋 圭市(かこや・けいいち)
1972年大阪府生まれ。第8回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞した『パチプロ・コード』(文庫化にあたり『パチンコと暗号の追跡ゲーム』に改題)で、2010年にデビュー。著書に『散り行く花』『断片のアリス』『冥土ごはん 洋食店 幽明軒』『あやかしよろず相談承ります』『ねんねこ書房謎解き帖 文豪の尋ね人』など多数。シリーズに「かすがい食堂」「クロワッサン学習塾」「猫目荘のまかないごはん」などがある。

栗栖 ひよ子(くりす・ひよこ)
2018年『菓子先輩のおいしいレシピ』で小説家になろう×スターツ出版文庫大賞の特別賞を受賞し、書籍化デビュー。他の著書に『恋する金曜日のおつまみごはん ~心ときめく三色餃子~』『天狗町のあやかしかけこみ食堂』『仕立屋王子の謎解きデザイン帖』『夕闇通り商店街 コハク妖菓子店』『夕闇通り商店街 たそがれ夕便局』『夕闇通り商店街 純喫茶またたび』など多数。

山本 幸久(やまもと・ゆきひさ)
1966年東京都生まれ。2003年『笑う招き猫』で第16回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。人情味あふれるあたたかな作風で人気を博す。『はなうた日和』『ある日、アヒルバス』『ヤングアダルト パパ』『芸者でGO!』『店長がいっぱい』『ふたりみち』『花屋さんが言うことには』『おでんオデッセイ』等、著書多数。

賀十 つばさ(かとう・つばさ)
東京都生まれ。文化学院卒業。番組構成、ドラマ脚本などを手がける。国産小麦を使った体に良い菓子や天然酵母のパンのレシピを研究。著書に『バニラな毎日』『雑草姫のレストラン』などがある。

喜多嶋 隆(きたじま・たかし)
5月10日東京生まれ。コピーライター、CFディレクターを経て、第36回小説現代新人賞を受賞し作家に。スピード感溢れる映像的な文体で、リリカルな物語を描き、多くの熱烈なファンを獲得している。著書に『かもめ達のホテル』『恋を、29粒』『Miss ハーバー・マスター』『鎌倉ビーチ・ボーズ』『ペギーの居酒屋』『海よ、やすらかに』『賞味期限のある恋だけど』『夏だけが知っている』『7月7日の奇跡』『潮風キッチン』『潮風メニュー』『潮風テーブル』(すべて角川文庫)、『Hawaii Love Story』(中央公論新社)、『ココナツ・ガールは渡さない』『E7 しおさい楽器店ストーリー』(共に光文社文庫)など。湘南・葉山に居を構え執筆と趣味の海釣りに励む。

■ 角川ごちそう文庫 ラインナップまとめ

気になるラインナップを一覧(著者名五十音順)でご紹介!


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