「背筋さん書き下ろし掌編が読める」謎解きAR、やってみませんか。
『近畿地方のある場所について』の背筋さん新作、『穢れた聖地巡礼について』につながる書き下ろし掌編が読める謎解きARが2025年6月30日まで開催中――。
Xでこの画像が流れてきたんすよ。見ました?
なんでも「KADOKAWAアプリのARでこの2冊の関連画像を読みとると手掛かりが見つかって、手掛かりをいくつか集めると“ある場所”で書き下ろし掌編が読める」らしいです。ちなみにARっていうのは、Augmented Realityの略で、よく「拡張現実」って訳されますよね。現実の風景にデジタル画像などを合成して表示する技術のことっすね。“ARマーカー”に設定された画像を読みとると、現実世界にはいないアニメキャラクターとかが表示されて、一緒に撮影できたりとかするアレです。
X投稿にこのURLがくっ付いてたんで、“ある場所”っていうのはたぶんこのページだと思います。あ、よく見たら下の方にパスワード入力欄がありますね。手が込んでるなあ。パスワードは、さすがに「背筋」とかじゃなかったですよ、一応試しに入れてみましたけどハズレでした。
やっぱり横着しないで自力で探さないとダメってことですか。よくルールを読むと「書店店頭POPや書籍の口絵などを読みとる」とあるので、この2つは確実とみた。2冊とも持ってるんですぐに試してみますけど、口絵っていってもいくつもあるから手当たり次第やるしかなさそうっすね。
「書店店頭POP」っていうのは、ポスターとか本の周囲に貼られているA6くらいの宣伝文句が書かれているアレっすよね。さっそくこの後、近所の書店に行ってみます。でもポスターとかって必ずしも貼られているとは限りませんよね。その場合は別店舗に行くしかないのか。あ、でも後日何かしら救済方法があるんじゃないかな、だってこれって本のプロモーションですよね。
ARのやり方は、『KADOKAWAアプリ』をインストールすればわかると思いますよ。アプリ内の説明によると「“マーカーをスキャン”ボタンを押したら、疑わしい部分にカメラを向けて数秒静止してください。」とのこと。口絵とか店頭POPにカメラを向けて少し待って、反応すれば正しいARマーカーってことです。ほら、ARのカメラを起動するとこんな感じです。
あんまりすぐにスマホを動かしちゃダメですよ。正しいARマーカーでも判定に一瞬の間があるので、その前に諦めたら正解を見逃しちゃいます。
今話している間に、僕『近畿地方のある場所について』の口絵でひとつ見つけちゃいました。気味悪い感じの画像が3枚くらい表示されました。たぶんこれがヒントかな? って感じでしたけど、何がヒントかはわからないので3枚ともスクショしておきました。
実施期間は2025年6月30日ってことで長めなんで、ゆっくり探してみてください。あんまりのんびりしてると、仕事の早いネットユーザーたちがすぐに答えを見つけて投稿してネタバレされちゃうかもしれませんよ。