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福祉のブランディング vol.7 なにをめざすか?

こんにちはカドジュンです。2ヶ月ぶりに連載に戻ります。まずトップ画像は地元フリーペーパーの裏表紙で弊社の広告です。この画像はデモなので初公開です。かわいいでしょ(笑)?この広告の話は機会をみてまたしますね。

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今回は、ブランディングでなにをめざすのか?つまり目的についてです。

ブランディング(イメージング)はマーケティングの一部で、広報(パブリック リレーション いわゆるPR)と広告(アドバータイジング)と並列した位置づけになると習いました。

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しかし、弊社ではPRと広告はブランディングの手段であり、そこに帰結すると位置付けています。

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それではブランディングを『企業のイメージづくり』とした場合、どんなイメージを持たれたいのか?を決めなければなりません。ほとんどの社会福祉法人はここでボヤけ始めます。どんなイメージをどんなターゲットに刺したいのか?そこに刺さるための方法は?そもそもターゲットの設定は正しいのか?そういった検討課題を十分議論しないまま「老人ホームだから、高齢者とさわやかな職員をつかったCMをつくれば良いんじゃないの?」という短絡的な結論に陥りがちです(笑)。

ここで重要なのは事業計画です。目標や戦略に沿ったイメージづくりが求められるのです。しかし、事業計画ですらまともに検討されたものは社会福祉法人では少ないかもしれません。そこらへんは前回の連載をご覧ください。

私たちは町の人口減少をどうにかしようという壮大な事業目標を掲げているので、それに合ったブランディングをめざしています。

まず、ターゲットはザックリしていますが『若者』です(この時点でセグメントは意識しません)。ふつう介護施設なら高齢者でしょうが、顧客は基本的に減らないのでターゲットではないのです。むしろレッドオーシャンである福祉人財、とくに職員も高齢化しているので若者を取り込まなければならないのです。さらに若者が働いた方が、職場も顧客も活性化すると思われます。重点的に攻めなければと考えたのです。では、若者にどんなイメージを持たれたいのか?私が大事にしている「遊び心のある老人ホーム」です。やっぱり、楽しそうなところに人は集まりますからね。

ターゲットとイメージがはっきりすれば戦略がみえてきます。さらにマーケティング手法を活用して、刺さる広報やPRを企画し、制作していくことになるのです。弊社は弱小なので、いかに少ない投資で効果を上げるかにこだわっています。そのやり方に関しては次回以降お話ししていきます。

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