時間調整は、いつも地下鉄・表参道駅フードコートで。
パーソナルトレーニングの日の朝ご飯はしっかり食べることになっている。
家人が作ってくれる。
ちょうどリンゴジャムが出来上がったタイミング。
ワンプレートのサラダを平らげて、バターとリンゴジャムをぬったトーストに齧り付く。
ウィンナーとスクランブルエッグも食べるが、運動前なので量はセーブされている。
コーヒーは、丸山珈琲の「マルケンの恩返し」ブレンド。
バナナジュースの代わりにシリアル&ヨーグルト。
京葉線で終点東京駅まで。
OAZO丸善を覗いて、千代田線二重橋前駅から表参道へ。
カップのコーヒーで30分ほど、あさのあつこさんの『鬼を待つ』再読。
表参道ヒルズ裏のスタジオで、ギシギシ、ミシミシ、みっちり絞られる。
家人と待ち合わせた銀座へ。
銀座コアの「ユザワヤ」で材料を購入した家人と「GINZA SIX」の「蔦屋書店」へ。
義母、義姉のクリスマスプレゼントを探しに来たのだが不調に終わり、さて、何を食べようか?、と相談。
家人、もう新そばだよね、と。では蕎麦を手繰りに行きましょう。
馴染みの「真田」へ。
「GINZA SIX」にもあるが、ぼくらは大体長野の物産を売っているビルの三階の方に行く。
「真田」は軽井沢の「川上庵」の系列。
旧軽ロータリーに一軒だけあったころからの馴染み。
口明けはサッポロ赤星と鴨のたたき。
「夜明け前」のぬる燗に変えて、マグロと信州サーモンのお刺身をいく。サーモン、まったく臭み無し。美味い。
旧軽「川上庵」の楽しみは燗酒が地元の作家の徳利で出てくること。
気に入った徳利があって、いつもそれでと、お願いしていたほど。
「真田」の器も良い。
初めて聞く「大王イワナ」。なめろう仕立て。これまた癖のない、もっちりとした食感が添えられたネギとよく調和していて、醤油無しでお召し上がりを、というも納得。
酒は「水尾」に。これもぬる燗にしてもらう。いつ飲んでも裏切られたことがない、安定。安定とはかくも舌に心地よいものか。
鹿肉ときのこ、野菜の塩焼き。それこそ「水尾」の望むところだろう。
さて、もうそろそろ切り上げないと蕎麦に行き着かない。
十割蕎麦があるという。
家人、すかさず十割蕎麦と天ぷら!
もっと早く十割蕎麦を注文しとけばよかった、と。この蕎麦なら立派なおつまみになったのに、とちょっと悔しそう。
それにしても、ふたり、よく食べるしよく飲む。
日にちがズレてしまったが、41回目の結婚記念日だから、まあいいか。
さて、勝鬨橋を渡って友人たちのバーへ。
勝どきビュータワーの「レッドストリング」で〆るのがぼくらの流儀。
ご馳走様でした。
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