レイチェル・レシピでソーセージとじゃがピュレの悪魔ソース&ピストゥーのスープ
ボンソワール!ケイチェルおじだよ。
今日はとうとうあの人のレシピに挑んでみたよ。
日本でもすっかりおなじみ、レイチェル・クー。おいたんもNHKのテレビシリーズ毎週録画して観てた。
ただレイチェルの番組って、観るのを楽しむためのもので、とても料理をマネしようって気にならないんだよね。日本じゃ手に入りにくい材料が多いし、シンプルなようでいて妙に手が込んでたりするもんね。
タルトフランベ作ったときに参考にしてみようかと思ったら、「小麦粉に代えて栗の粉とグアーガムとタピオカスターチで作りました」って書いてあってレシピ本をそっと閉じた、っていう話は前にしたよね。
ところがこないだミクニシェフの「鶏のディアブル」を作ったときに、そう言えばレイチェル本にも悪魔風とかなんとか言う料理があったな、と思って久々に開いてみたわけ。
あった。「ソーセージとジャガイモのピューレ、悪魔のソース添え」。これなら作れなくはなさそうな気がしてきた。
さらに見てたら、この「ピストゥーのスープ」っていうのも比較的簡単に作れそうだったので、合わせて作ってみることにしました。
①悪魔のソースを作る
材料でーす。だいたいレイチェルレシピ(4〜6人前)の3分の1量で作ってみます。
玉ねぎは1/3個、ニンジンは1/4本、セロリは1/2茎。
最初にフライパンに油をしかずに、ベーコン、玉ねぎ、ニンジン、セロリを炒めます。
こんがりと焼けたら、いったん取り出します。こんなもんかな。
空いたフライパンで、中火でバター10gを溶かし、小麦粉10gを炒めます(レイチェルレシピだと30gずつ)。
さすがに少量だと炒めにくいな。「コカ・コーラ色になればオッケー」とのこと。
お湯で溶いたビーフブイヨン160ccくらいを加えます。レイチェルレシピだと500cc。おいたんはブイヨンキューブ1個を300ccのお湯で溶いて、残りはスープに使った。
さらにトマトペースト大さじ1/3、白ワイン70ccくらいを入れ、馴染ませます。
ベーコンと野菜を復帰させます。
さらにローリエとセロリの葉を入れます。本当はブーケガルニなんだけど、うっかり紙バッグタイプのブーケガルニが切れてて、仕方なくセロリの葉にした。
沸騰したら15分弱火で煮詰めます。
火を止め、濾し器で濾します。残ったやつはスープに入れました。
カイエンペッパーを入れます。たっぷり入れたよ。
これで悪魔のソースは完成。
②お芋さんでーす
あらかじめ20分茹でたやつ。皮を剥いてマッシュします。レイチェルレシピでは皮を剥いたあと鍋で粉を吹かせるんだけど、面倒なので省略。
バターと牛乳、ナツメグと塩を少々して、ピューレにします。本当は裏漉ししたりしなきゃいけないんだろうけど、面倒なので省略(笑) 実はこの時点でスープを作りつつ、ソーセージも焼きつつ、さらにオーブンではクッキー焼いてるというドタバタぶり。
③ソーセージを焼く
焦げ目がつくようにしっかり焼きます。
④スープは悪魔ソースと同時並行で作りました
レシピとそう大きく違わないけど、分量とかはかなりテキトーです。まずオリーブオイルでニンニク、玉ねぎ、セロリを炒めます。
しんなり透明になったら、ズッキーニ、トマトペースト大さじ2、ローリエ、タイムを入れ、中火で20分炒めます。
20分たったら、白いんげん豆(水煮缶の中身を洗って水切りしたもの)、ソースのブイヨンの余り、水適量を入れます。
さらにソースで濾した残りの野菜も。
10分ほど煮込みます。
つぎにピストゥーを作ります。このスープは南仏のスープだそうで、ピストゥーとはジェノベーゼペーストとほぼ同じものらしい。ただし松の実は入りません。バジルとニンニクとオリーブをフープロでガーするだけ。
以上で調理は終了。こう書くと簡単に終わったみたいだけど、実際はめちゃ時間かかった。
⑤お皿に盛り付けて食べます
ソーセージにジャガピュレと悪魔ソースをつけていただきまーす。
うお!何これめっちゃ美味しい。悪魔ソースがすごくイイ!
塩コショウは一切せず、味付けはマギーブイヨンだけなのに、野菜やベーコンの旨味で深い味わいのソースになってるわ。カイエンペッパー多めに入れた辛さもちょうど良い。辛さレベルで言えばインドカレー屋のカレーの辛口レベルかな。少し口がヒリヒリする程度。ソースもカレーみたいな奥深い旨味があるよ。
けっこうテキトーに作ったスープもおいしー。バジルソースとトマトスープって意外と合うのね。
いやー、レイチェルレシピすごい。こんなに美味しい料理ができるとは予想外だった。なんとなく女子ウケする材料やら見た目重視の料理だと思ってるとこあったけど、おっさんが作って食べても大満足だったわ。
レシピ本見てたら、マッケンチーズもあった。やっぱりオシャレやな。
おわり。