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サバを捌いて念願のサバまみれ

やあ、みんな。ケイチェルおじだよ。Ça va?なんつって。バカヤロウ、なんつって。

みんなは1番好きな魚は何かな?

まずトラフグのシロ、宮古のマグロ、明石の鯛に金沢のゴリ、丹波・和知川の鮎の洗いも捨てがたいって?

おいたんはね、なんと言ってもだね。

うわっはっはっは!だから味のわからぬ豚やサルだと言うんだッ!馬鹿も休み休み言え!鯖はしょせん下魚だ!トラフグや宮古のマグロとは比べものにならん!

って、あんた海原雄山?

小芝居はさておき、前にイワシを手開きしたとき、次は鯖の三枚おろしだなって書いたわけだけど、今日ついに実現させちゃいました。

やっぱりさあ、これまで何度も鯖愛を公言してきた以上、三枚おろしくらいできないと真の鯖好きとは言えない気がするんだよね。そのうち自分で鯖を釣らないと真の鯖好きとは言えんみたいなこと言い出しそうだけど、まあ物事には段階っつーもんがある。まずは三枚におろして鯖まみれの夕食を食べてみたい。

というわけで、今日の仕事後に魚屋に走りました(ウォーキングだけど)。

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ちょうど良く今日のおすすめ品。何の魚買っても今日のおすすめって書いてる気がするが、そこは突っ込むまい。

こっから先はグロ注意です。苦手な人はブラウザそっ閉じして下さい。

おろし方は、いつものYouTubeチャンネル「まかないチャレンジ!」を参考にします。

まず頭を切り落とします。

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どう見ても首切り死体…。まだまだ慣れないので罪悪感みたいなものが消せないw

続いて腹を裂きます。

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これもヤバいことやっちまった感が拭えない。

この後、あーしてこーして(けっこう手こずったけど)無事三枚におろせました。

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切り身の部分は多めの塩をして、丼にザルを重ねて冷蔵庫に入れときます。

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アラの部分は塩をして置いたあと、お湯で霜降りして、流水できれいに洗います。

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洗ったアラ(なんつって)と、ティーバッグタイプの出汁を鍋に入れ、沸騰させます。

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沸騰して5分くらいしたらティーバッグを取り出し、30分中火で煮ます。

30分後にザルで濾して、スープだけを鍋に戻し、大根を入れます。本当は布巾で濾すのがいいみたいだけど、面倒なのでザルで。

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大根が柔らかくなるまで煮て、塩と醤油で味を整えます。

続いて、半身をオーブンで焼きます。

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オーブンから取り出すときにすこし崩れた。2切れほどをすまし汁に、残りを炊きたてのご飯に乗せて、こうします↓

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鯖の身と、大葉に生姜。ここまでくれば後はどうするか分かるね?

さらにもう1つの半身もオーブンで焼いて、全部集合させるとこうなりました↓

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鯖の塩焼き鯖の混ぜご飯焼き鯖のすまし汁。鯖のアラと大根を煮たすまし汁を船婆汁っていうらしい。今回はアラは出汁だけ取って、見えにくいけど焼いた切り身を入れました。

鯖県こと福井県では、サバ塩焼きには生姜醤油って決まってるらしいから、大根おろしと生姜を乗せた。付け合わせはスーパーのナムル。生野菜に飽きてたので。飲み物は焼酎ソーダ割。

それしても鯖でご飯を食べるというより、鯖で鯖を食べるみたいな超贅沢。おかずも鯖、ご飯も鯖、汁物も鯖という、夢の鯖御膳を実現してしまった。

特筆すべきは鯖の混ぜご飯。鯖を1番美味しく食べる料理どころか、お米を1番美味しく食べる料理とすら言えるかもしれない。

初めての鯖おろしだったけど、特に生臭さもなく、美味しくできたと思います。強いて言えば、包丁入れるときと中骨を抜くときにやや身が崩れたくらいかな。次回はもう少し上手くやりたい。

ちなみにおいたんは大分で関サバは食べたことあるんだけど、本当に美味しかったなあ。いつか美味しんぼに出てくる「幻の鯖」こと葉山沖の「根付きの鯖」を食べてみたい。釣りに行くしかないのか!?

おわり。

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