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クロアチア料理のチョバナックとシュトゥルクリ🇭🇷

ドブロヴェーチェ!ケイチェルおじだよ。

記事を書く時間がなくてもう先週の話になっちゃったけど、W杯日本代表は惜しかったねー。結果的にベスト16の壁は破れなかったとは言え、ドイツとスペインを破ってのベスト16だから、今までで一番価値があるんじゃないかな。

日本がベスト16で対戦したクロアチアだけど、おいたんは20歳のときに人生初の海外旅行でザグレブを訪れて、「クロアチア🆚ユーゴスラビア(当時)」の試合を観戦したことがあるのよね。詳しい話は前にスロベニア料理を作ったときの記事でしてるので、よろしければお読み下さい。

↑クロアチアはザグレブしか行ってないけど、いい国だったなあ。何より女性が綺麗(笑) W杯でもクロアチアの美人サポーターが話題になってたけどね。

もう一度ヨーロッパを旅行するなら、このとき行けなかったバルカン半島の国や町をめぐりたいものだ。

で、本題のクロアチア料理だけど、さすがに20年以上も前のことなので、ザグレブで何を食べたか全く覚えてない。なのでネットでイチから調べてみたら、ザグレブで最もポピュラーな食べ物として「シュトゥルクリ」っていうのが出てきた。

↑オーストリアのシュトゥルーデルのクロアチア版みたいなものだろうか。小麦粉生地またはパイ生地にチーズとサワークリームのペーストを塗ってぐるりと巻いてオーブンで焼く料理のようだ。簡単そうなので1つはこれに決まり。

もう1つは、久々に『世界のスープ図鑑』から、こちらの料理にしよう。

チョバナック」っていう肉の煮込み。クロアチアの農村部で畑に大鍋を出して、肉や野菜をぶち込んで煮る豪快な料理とのこと。クロアチア各地でNo.1のチョバナックを決めるコンテストが開かれるほどの「国民食」らしいよ。山形の芋煮みたいなもんかな。

というわけで、まずはこのチョバナックを作っていこう。材料はこちら。

本場のチョバナックには牛・豚・鶏が全部入ることもあるらしい。もちろん地域や家庭によっては臓モノも。今回は豚肩ロースだけにしときます。さらにピクルスが入るのも定番らしい。味付けはトマトとパプリカで、この点はハンガリーのグヤーシュに近いね。

肉はすりおろしニンニクと粒マスタードに漬けておきます。
フライパンで肉に焼き目をつけて、刻みニンニク・鷹の爪・玉ねぎを炒めます。
トマトペーストを加えてさらに炒める。
赤ワインを加えてアルコールを飛ばします。
圧力鍋に移して、トマト・ピクルス・パプリカパウダー・ローリエを入れて、30分ほど加圧します。
加圧したのがこちら。塩で調味してできあがり。お好みでカイエンペッパーを加えても。


続いてシュトゥルクリを作るよ。材料はこちら。

市販のパイシートに、サワークリーム、卵、チーズ、塩コショウと、いたってシンプル。本当はカッテージチーズを使うらしいけど、ないのでピザ用チーズで代用。
全卵・サワークリーム・塩を混ぜます。

塩は味を見ながら。味見して思ったけど、これ、まるでマヨネーズみたいだわ。サワークリームと卵で簡単マヨネーズができることに気づいた。これにチーズ加えパイ生地で巻いて焼いたら絶対ウマいはず。

伸ばしたパイ生地に先ほどのペーストを塗って、ピザ用チーズと黒胡椒をパラパラ。
くるくる巻きます🌀
ちょっと中身が漏れたけど気にしない。
オーブンでテキトーに焼き色がつくまで焼きました。

これでチョバナックとシュトゥルクリのできあがり。

どちらにもイタパセをパラパラと。

まずチョバナックだけど、これは豚肉とピクルス版のグヤーシュだな。もちろん美味しいけど、目新しさはない(笑) ピクルスは意外とスープ料理にも合うというのは発見だったかな。

そしてシュトゥルクリですよ。これは新たな発見だった。パイ生地に卵・サワークリーム・チーズのペーストを塗って焼いただけなのに、めっちゃ美味しい。ザグレブの家庭ではよく作られる人気メニューだっても頷ける。スープ料理にも合うし、割と簡単だし、これはオススメよ。

途中からチョバナックに入れて食べました。最高か。

W杯でクロアチアは負けちゃったけど、ぜひ皆さんもクロアチア料理作ってみてねー。ちなみにクロアチアはとにかく美しい国ですよ。観光案内の動画を貼っておきます。

おわり。

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