タコスを超えるタコスピザ
オラ!ケイチェルおじだよ。
久々にタコス食べたい。でもピザも食べたい。それならタコスピザを作ってしまおう!
前にタコベル・アメリカの人気メニュー「メキシカンピザ」を作ったけど、
フライドトルティーヤで作るこのメキシカンピザではなくて、ピザ生地で作るタコスピザを作ってみたくなった。刻んだレタスを乗せてサラダピザっぽくしたら絶対おいしいんじゃないかなあ。
そんなわけでまずはピザ生地から作ります。今回はしっかり捏ねるパン生地ベースのピザにしてみよう。ドミノピザのハンドトスみたいなイメージで。
20分捏ねたけど全然ツルンとならない😹
生地を発酵させてるあいだに具を作ります。
アメリカ人がタコスピザ作ってる動画で、サルサソースとリブライドビーンズを混ぜてるのがあった。そっちの方がタコスっぽくなったかもしれん。とりあえず今回は無難にトマトソースにしておこう。
さて生地の一次発酵が終わったら、一度ガス抜きして丸め直し、ベンチタイム&二次発酵を30分取りました。ちなみにドミノピザではここで生地を12時間くらい冷蔵庫で熟成させるらしい。
そして、ドミノピザの生地の特徴として、コーグリッツを打ち粉にするというのがある。上の動画を見ると、めっちゃたっぷりのコーングリッツの海の中で生地を泳がせてるみたいなイメージだ。
生地の上にトッピン具していきます。
これを220度に予熱したピザストーンに乗せるんだけど、ここでアクシデント発生。いつもはクッキングシートを下に敷いて、シートを持ち上げてストーンに乗せるんだけど、今回は生地がしっかりしてそうだからシートなしでもターナーでいけるだろって思ったら、無理だった。
それでも何とか生地を持ち上げて無理矢理ストーンに乗せて、最高温度の220度で15分焼きました。
ここに刻んだレタス、トマトの残り、チーズ、ドリトスをパラパラと散らしてできあがり。
なんだこれ、今まで作ってきたピザのなかで1〜2位を争うレベルで旨い。トマトソースとタコミートをたっぷりチーズが上手くまとめて、ハラペーニョの辛みがアクセントとしてたまらん。そこにシャキシャキのレタスとパリパリのドリトス。食感の多様さもあるし、温かい冷たいのギャップも最高だ。ぶっちゃけ、トルティーヤのタコスより美味しいかもしれん。ピッツェリア・ケイチェルの主力商品になるな。
昔、90年代の終わり頃だったと思うけど、ピザーラのメニューで、刻んだレタスがたっぷり乗ったサラダピザみたいなのがあったんよね。ソースや他の具材は忘れてしまったけど、温かいピザの上にシャキシャキレタスの組み合わせが良くて、あれは歴代ピザーラメニューのなかで最高のピザだった(誰か覚えてる人がいたらコメントして欲しい)。今回のピザはそれを思い出した。
そしてピザ生地も、中はもっちり、耳はカリカリで、ドミノのハンドトス生地みたいにできたと思う。以前によく作っててたNadiaの三浦ユークさんのピザ生地は、ピザーラで言えばイタリアンクラスト、ドミノで言えばパンピザに当たると思う(ドミノのパンピザは、パン生地という意味ではなくて、フライパンのパン、つまり専用のピザ皿で焼き上げるからパンピザと言うらしい)。あれはあれでふっくらしてて美味しいけど、このもっちりハンドトスも今後はレパートリーに加えよう。
おわり。