コルドン・ブルー?チキンカツ?いいえ、ただのチーズ爆弾です。
サリュー!ケイチェルおじだよ。
ついこないだ、いつもお世話になってるユイじょりさんが「コルドン・ブルー」なる料理を作ってて、「なんだそのカッコいい名前の料理は!?」ってなった。
おいたん、フランスに住んでたことありながら、コルドン・ブルーっていう料理を知らなかったよ。料理学校の名前で何となく聞いたことはあったけど。どうもハムとチーズ入りのチキンカツのことらしい。実体に比べて名前がオシャレすぎない!?
そう言えばフランスのスーパーの冷食コーナーでチーズチキンカツみたいなのを見た気がするな。フランスの冷食は、一度冷凍ピサを買って食べたらクッソ不味かったのでずっと敬遠してたんだった(缶詰とか瓶詰のコーナーは大好きだったけど)。
最近ではピカールが日本でも妙に人気らしいけど、フランスの冷食って実は美味かったのか?一般のフランス人家庭は冷食率高いって聞くから、発達してても不思議じゃないけども。もっと開拓しとけばよかった。
それはともかく、チーズチキンカツならおいたんもちょうど1年前くらいに作ってた。
このときは「まかないチャレンジ」の大将の作り方を参考にしたんだ。
大将は梅肉ソースだけど、おいたんはトマト刻んでケチャップと創味シャンタン混ぜてレンチンした「なんちゃってイタリアンソース」で食べた。
今回はユイじょりさんのコルドン・ブルーも参考にしつつ、1年ぶりにチーズチキンカツを作ってみよう。果たしてこの1年間の進歩やいかに。
まずは鶏ムネを開きます。
おいたん、包丁をまっすぐ切るの苦手で、スパムポーク切るのすらいつもナナメっちゃうから、まかないチャレンジの大将に教えてもらった「観音開き」にした。
上からラップをして麺棒で叩きます。ユイじょり師匠に倣って、サイレンジェーラシー♪ドンチューリーブミーアローン♫ドコドコドコドコ🥁
今回はYoshikiとToshiの1人2役できて満足。
塩こしょうガーリック味でジャンクに下味。
淵に片栗粉を軽くはたいてくっつきやすくします。実は1年前に作ったときチーズが漏れたから今回は抜かりなく。
まずは大葉を乗せる。チキンカツっつったら大葉でしょう!
ハムはどうしようかな…。正直、おいたん的に鶏肉に豚肉っていう異種混合みたいなのは何か違和感あるんだよな。やったことないから美味いかも知れんけど、いったん保留。
次にチーズ。明治の十勝スライスチーズを2枚。
そう言えばこないだ、ある人が作ったグリルドチーズサンドに、「チーズが足りん!」ってダメ出ししたんだった。そんな手前、自分が無難なチーズ量で済むとは思えん。
というわけで、スライスチーズ倍の4枚乗せ。
やばい。この時点で肉を畳める気がしない。少なくともハムを乗せる余地はないな。
なんとか強引に畳んだ。
まかないチャレンジの大将がやってたのをマネして、ラップしてさらに叩きます。
いつものように小麦粉→卵→パン粉の順に。てか、手に持った時点でチーズの厚みと重みをずっしり感じるんですけどw
衣を付けたやつをノンフライオーブンで焼いていくんだけど、オーブン付属のレシピブックだと、とんかつは200度で15分焼いて、裏返して10分なんだよな。今回のチキンカツは大きいから15分焼いて、2分休ませて、裏返して15分にしてみよう。
焼いてるあいだにソースを作ろう。
大葉チーズのチキンカツって何で食べるのが一般的なんだろうか。やっぱりとんかつソース?
しかし大量のチーズに大柄ムネ肉だろ。もっとパンチの効いたソースにしないと負けそうだし、食べるのに飽きる気がするな。
そうなるのを見越して、スーパーでこんなものを買ってたのだ。
かねふくの食べるラー油明太子。
本当はチキンカツに明太子も入れようと思ってたんだけど、こないだ欲張ってキンパが巻けなかったのを思い出して、やっぱり自重しようと思ったところにこれを発見。これでソース作れば完璧じゃん!天啓か!?ってなった。
これにマヨを和えます。
ユイじょりさんのマネして、お皿に敷いておく。
焼き上がったチーズチキンカツを乗せて、どーん!
写真からお分かりかと思うが、お箸で食べやすいように一度まな板の上で切ろうとしたら、チーズがタプタプ出てきて爆発しそうだったので、途中で諦めた。もう完全にチーズ爆弾🧀💣
さてお味の方は…
チーズ濃厚すぎいいい!
でもラー油明太子マヨソースがいい具合に刺激を加えてくれて、ちょうどいい味のバランスになってる!
案外ムネ肉が柔らかく焼けてて、お箸でもスッと切れた。カットの必要なかったな。
最後まで飽きることなく完食しました。
しかし、この1年でおいたんは進歩したのだろうか?何か変な方向に進歩してるような気がするな。まあ、料理がますます楽しくなってるからいいか。
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おっと、こんなところにコルドンブルーが落ちてるぞ。
なんだ、ただの構ってちゃん爆弾か。チーズが溢れるみたいに、まるっとしとるな…
おわり。