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ジンギスカンカレーを食べ続けた週末

おばんです。ケイチェルおじだよ。

夏だからってカレーばっかり食べてるオモシロnoterたちが、同時にジンギスカンも食べまくってるという2021年。

暑さでおいたんのも脳も溶けてきてるせいか、無性にジンギスカンカレー食べたくなってきた。

ジンギスカンカレーって言っても誰も知らないよね。実はこれはおいたんが発明したカレーだ。もしかしたらおいたんの発明以前に世間には実在してるかもしれないけど、おいたんがジンギスカンカレーを発明するに至ったいきさつを語ろう。

北海道に特別な縁があるわけではない。高校の修学旅行は道東と札幌だったな。そのとき帯広のグリュック王国かどっかで人生初のジンギスカン食べて感動した記憶がある。大学のときには18切符で北海道一周旅行したけど、それ以来全然行ってない。

そんなジンギスカン素人のおいたんが、東京でジンギスカン食べるとこと言えばここなんだよね。

新宿ライオン。日本最古のビアホールの1つ、銀座ライオンの新宿店だね。

銀座ライオンと言えば何より生ビール。サーバーからジョッキに注ぐプロのカウンターマン(注ぎ手)がいることで『美味しんぼ』などでもお馴染みだな。

そしてライオンは羽田空港にも支店があるんだけど、そこでカレーを食べたことある人は多いんじゃなかろうか。「そう言えば空港で食べるカレーって妙に美味しいよなあ」と思ったあなたが食べたカレーはライオンのカレーかもしれない。

そしてライオン新宿店は1つのビル丸ごとライオングループの店になってて、地下がビアホール、1階はカフェだったかな。詳細は忘れたけど、4階にあるのがジンギスカン専門店なのだ。

て、そのジンギスカン・ライオン、異様に安い。特に安いのは土日のランチタイム。なんと1380円でジンギスカンが食べ放題なのである。(いまHP見たら店名もメニューもだいぶリニューアルされたようで、土日ランチサービスはもうやってないようだ)

一番安い食べ放題メニューだから、安いラムと牛肉だけど、加えてスープ、ライス、フライドポテト、カレーも食べ放題。そしてそのカレーがライオンの名に恥じない妙に美味いカレーなのだ。

最初に行ったのは今から15年くらい前かな。食べ放題とは思えぬカレーのクオリティに感動して、思わずジンギスカンカレーにしてしまった。

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↑ああ、今見ても夢の食べ物。コロナ前は半年に1回は行ってたのに。実質ジンギスカンカレー食べ放題のお店だったな。

これをおうちでできないものか。元道民でジンギスカン玄人のぽな氏によると、ロピアに行けばラムはおろかマトンすらも売ってることがあるらしい。

というわけで、ロピアに行ってみた。

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↑一応生ラムは100g180円くらいでかなり安く売ってたけど、おいたんはラムよりマトンが食いたいんじゃあって思って、探したらこの安平ジンギスカンっていう味付きしかなかった。3パック計600gで800円。北海道では味付き肉のジンギスカン食べるやつはモグリだそうだけど、素人のおいたんはこれで我慢することにした。

さっそく1パック、フライパンで焼いてみることにした。

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これ、「焼く」っていうより「煮る」だよな…

とりあえず野菜も入れてみよう。もやしで肉を蒸すのがプロの技らしい。

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ほとんど肉を煮てる状態で蒸すことに意味はあるのか不明だし、ただの野菜炒めになってる気がするぞ。

前にキーマカレーに使ったS&B本挽きカレーを箱書き通りに作ったカレーに乗せてみた。

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うむ。旨い。旨いけどこれはジンギスカンカレーじゃなくて、牛丼屋のカレギューみたいな「あいがけカレー」だな。

翌日曜のお昼。今度は野菜を先に焼いてみた。

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野菜を取り出して、安平ジンギスカンをもやしで蒸す。

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ちょっとはジンギスカンカレーに近づいたか?

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前日の野菜炒めカレーよりはマシになったけど、やっぱりあいがけ感は拭えない。素直に生ラム買っときゃ良かったな。

そして夜。ジンギスカンの締めは中華麺というブームに乗って、ジンギスカンカレーラーメンにしてみよう。

カレーが少し残ってるので、出汁で溶いて安平ジンギスカンを煮て、中華麺と野菜を茹でてつけ麺風に。

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めちゃウマ。最初からこれにしとけば良かった。

ちなみに本挽きカレーは、S&Bの辛さ基準★5のマックスなのに、おいたんには全然甘いことが分かった。これなら赤缶と好きなスパイス入れて作る方がいいなあ。

おわり。

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