みんな、松屋のカチャトーラのこと忘れてないよね!?
ボナセーラ!ケイチェルおじだよ。
みんな、松屋のシュクメルリ食べた〜!?
シュクメルリとは何ぞや?って人は、以前おいたんがシュクメルリ作ったときの記事を読んでね。
この松屋のジョージア料理がSNSを中心にバズりまくって、ジョージアの日本駐在大使の人のTwitterも大人気。そのため今冬に待望の復刻となったわけだ。
おいたんも先日、久々にシュクメルリ食べようかなと松屋に行ったら、期間限定のマッサマンカレーが美味そうで、つい浮気してしまった。
やっぱ松屋さんすげーよ。マッサマンカレーもめちゃくちゃ美味。シュクメルリの欠点でもある、味のない淡白なゴロゴロチキンが多少は改善された気がする。それ以上にカレーがうまい。ことカレーに関しては尖った辛いカレーが得意な松屋にしては、辛さは抑えめでむしろ甘いカレー。本場タイのマッサマンとは違うかもしれないけど、これはこれで超うまい。
ただ今日の本題はそこじゃない。「世界料理紀行」と銘打って、第一弾のシュクメルリに続く第二弾があったことを皆さん覚えているだろうか?
覚えてるも何もそもそも知らなかったという人の方が圧倒的多数だと思うけど、実は一昨年、イタリア料理のカチャトーラというのをやってたのだよ。おいたんは2回ほど食べた。
なぜ2回食べたかと言うと、1回目で食べたときはなんだかよく分からない味だったんだよね。酸っぱくもあり苦くもあり、なんか薬っぽい味だなと。シュクメルリと違ってゴロゴロチキンの淡白さを補うソースの旨さもないし、決して美味しいと言えるものじゃなかった。で、2回食べても同じ感想(笑)
案の定、シュクメルリのように話題になることもなく、ひっそりと松屋のメニューから姿を消した悲しい料理だった…。おそらく復刻はないと思われる。
そんなわけで、カチャトーラとはそもそもどんな料理なのか、イタリアでも薬みたいな味のする料理なのか、調べて作ってみたくなったという次第だ。
Wikipediaによると、カチャトーラとは「猟師風」という意味らしい。
猟師が山で鳥やウサギを獲って、それを玉ねぎやピーマン、キノコなどとパパっと料理したみたいなイメージのようだ。
一応、パタさんもよく言及される落合シェフのレシピがあった。
鶏肉、じゃがいも、玉ねぎ、セロリを白ワインビネガーとトマトソースで煮込むだけ。つまりはただの鶏のトマトソース煮のような気がせんでもない。北イタリアでは白ワイン、南イタリアでは赤ワインが入ったりはするらしいけど、なんか松屋で食べたものと全然イメージ違うな。
とりあえず、以下の材料で作ってみることにしやした。
まずはフライパンで鳥モモ肉を炒めます。おいたんはしっかり焼き色を付けるのが好みだ。
鶏肉をいったん圧力鍋に取り出し、フライパンの油を少し拭いて、ニンニクを炒めます。
香りが立ったらセロリと玉ねぎを投入。
ちょっと塩で下味をつけて、しんなりしたら白ワインビネガーを入れます。大さじ3くらいかな。
さらに白ワインを入れます。このあと圧力鍋にかけるので、鍋が焦げない程度の量。
アルコールを飛ばしたら、鶏肉と一緒に圧力鍋に入れて、15分圧力をかけます。本当は1時間煮込む料理らしいんだけど、時短のため圧力鍋で。
15分後、フライパンでピーマンとマッシュルームを炒めます。
プチトマとトマト缶を入れます。
トマトは入れなくてもいいと思うけど、たくさんあったので。mamigeさんはプチトマ湯むきしてるけど、面倒なのでそのまま。
圧力鍋のピンが上がったら、中身をフライパンに移します。
あとはこれを10分ほど煮詰めて水分を飛ばし、塩コショウで味を整えて出来上がり。
冷凍してあったニョッキをセロリの葉と炒めたものを付け合わせにしました。ニョッキは解凍時に水気が出てグチャグチャ気味。
本来はローズマリーを添えるらしいんだけど、近所のスーパーななかったのでディルで代用。ディルは割と味が好きなんだよね。
肝心のカチャトーラはめちゃ美味しくできました。白ワインビネガーが入って酸味がいい味のアクセントになってるので、平凡なトマトソース煮とは一味違うものになってる。ニョッキともよく合うよ。てか、ニョッキはセロリの葉と炒めただけなのに妙にウマい。
今日食べたのは半分だけど、明日は残りをリメイクしようかと画策してる。
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今日は猫の日ということで、本日のアイシャ姫です。
おわり。