ポジティブ思考の落とし穴!?
お久しぶりです。あらたんごです。
ポジティブに考えよう!前向きに生きよう!
一度は言われた事ありませんか?確かにポジティブ、楽観的な思考を持つ事はストレスが軽減されて良いですよね。でもその思考、行き過ぎるとあまり良くないかもしれません。
理由を説明します。
現実逃避?
1つ例をあげてみます。
あなたが毎日観ているテレビが壊れてしまいました。全く映像が映りません。
ここでポジティブな人は「家族との会話が増えた!」「電気代が安くなる!」という『良い事』を見つけ出します。
悪い結果から良い事を探す…これ自体は素晴らしいと思います。ただ、それが行き過ぎると見つけ出した良い事で満足してしまい、「テレビが観られない」という問題から目を背けて解決しなくなってしまうのです。
この姿勢を続けるとネガティブ因子を直視せずに解決に動き出さない為、不都合な現実をそのままにすることになります。仕事上のミスを起こしても反省せずに成長する事が出来ません。
過度な自信
将来においても「なんとかなる」と考えて何も準備しない傾向が見られる場合もあります。
私は「為せば成る」という言葉が好きです。「なんとかなる」と似てるような気がしますが、実は正反対の言葉。
「なんとかなる」は何もしなくても将来も問題ないだろうという楽観的な考え方です。もしくは自分に大きな自信があるのかもしれません。
「為せば成る」はやれば出来るという意味です。言葉の通り「行動に移す」事で先へ進みます。
例えばこの先大きな災害や病気に襲われた時、「なんとかなる」では行きあたりばったりな対応をせざるを得ないでしょう。
それに対して事前に災害用のリュックを準備したり保険に入るなどの準備をしていれば、もしもの時必ず役に立ちますよね。自分だけではなく家族を助ける事にもなるかもしれません。
比較癖
ポジティブ思考の中には他者と自分を比較している場合もあります。
「今の上司は威圧的で怖いけど、暴力を受けるよりはマシだ」とか、「パートナーと価値観が合わなくてツラいけど独りぼっちよりは幸せだ」とかですね。
暴力はツラいのは間違いありませんが、精神的に追い込まれる事も同様にツラい出来事です。独りでいる事が不幸という価値観は人によって異なるものです。
物事の感じ方は人それぞれ違います。感情は相対的ではなく絶対的なものなので、ツラいと感じている自分の心に耳を傾けて、早めに対処した方が結果として自分を助ける事になりますよ。
最後に
ポジティブ思考はストレス軽減にとても役立ちます。そこを否定するつもりは毛頭ありません。
ただし行き過ぎると不都合な面もあるよと言う事を今回はお伝えしました。ネガティブな感情=悪ではありません。「ネガティブな発想をしてしまう自分が悪い」とは思わないで下さい。
以上、ありがとうございました。
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