人望が集まる人の考え方 著レス・ギブリン 笑顔と傾聴が必要か
1956年発行から500万部のベストセラー、小手先ではない信頼関係を構築し人望が集まる人になりたい人にはお勧めです。
9割の人は人間関係の構築ができずストレスとなっているが、人間力の基本原理を身につければ成功と幸福をもたらすことができる。と書かれています。
重要なのは、相手の自尊心を満たすこと
全ての人は自分を認めてもらいたい。重要だと思ってもらいたいものである。
自尊心を満たせれば好意的な態度、寛容な態度を取ってくれる。
自尊心を満たすために行動するから正論を説くよりも、相手の自尊心を満たした方が人は動く。
自分の隠れ資産を気前よく与える
隠れ資産とは、他人の価値を認める力、他人が自分を好きになるのを手伝う力、他人を受け入れ大切にする力を言う。
コストが掛かるわけではないから、決して出し惜しみせず、何が得られるか考えず、気前よく与えれば、何倍にもなって戻ってくる。
一人一人が人間として大切にされていると感じる労働環境で、仕事にある程度の裁量を与えることで作業員はより良い仕事をする。
相手とすぐに打ち解ける方法
相手が好意を持ってくれていると思って話すと良い。
相手の心を開かせるのではなく、自分から開いて歩み寄ること。
こちらが友好的な態度を示せば99％相手も友好的な関係が築ける。必死になってはいけないが、微笑みが大事。
聞き上手になること
相手の顔を見て発言に注意する。賛同するなら頷き、笑い、身を乗り出そう。
相手の話を遮らず質問する。さらに話を細かく引き出してもらうと相手はもっと喜ぶ。
やはり、笑顔と傾聴で相手の自尊心を尊重することが良好な人間関係を作る極意なんですね。きょうからの人間関係構築に役立てていきたいですね。
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