【まだ株】1/30週の市場はどうなる?FOMC後に日経平均のパーフェクトオーダー完成なるか!?市場を先取りせよ
今週のイベント情報です。投資の参考にどうぞ。
米国債の予想変動率を示す「MOVE指数」が低下しています。1月30日は103.7668と前日比で3.0669(3.05%)上昇したものの、1月27日には100.6999と2022年6月上旬以来およそ7カ月半ぶりの低水準をつけました。株式のVIX指数(恐怖指数)の米国債券版と言われる「MOVE指数」が低下傾向のため、投資家のリスクオンムードが継続し、米国株が堅調に推移しているのです。
そして、1月26日に発表された2022年10~12月期の米国の実質国内総生産(GDP)速報値は前期比年率2.9%増と、市場予想の2.8%増を上回りました。確かに、個人消費が2.1%増と伸び率が7~9月期の2.3%増から減速したことや、住宅投資が26.7%減と2四半期連続で20%台の落ち込みとなったことなど、手放しで「米国経済は堅調」とは言い難いのですが、少なくとも米国経済は市場が想定した以上の底堅さを発揮していると見ています。
日経平均株価に関しては、テクニカル的には相変わらず、1月31日時点で、25日移動平均線<75日移動平均線<100日移動平均線の順番でキレイに並んだ状態です。しかしながら、75日移動平均線が、1月18日~31日まで10営業日連続で、上向き(前日比でプラス)となっています。さらに、25日移動平均線も、26日~31日まで4営業日連続で上向きです。すなわち、下降のパーフェクトオーダー(25日・75日・100日移動平均線がすべて下向きで、25日<75日<100日移動平均線の順番でキレイに並んだ状態)はすでに崩れています。また、より短期の5日移動平均線も、20日~31日まで8営業日連続で上向きです。
よって、今後、75日移動平均線と100日移動平均線とのゴールデンクロスが発生し、「下降のパーフェクトオーダーからの完全脱却」が期待できる状況になったと見ています。
日経平均の構成銘柄を狙ってみるのもありです。
また2/1の深夜にはFOMCがあり、パウエルさんの発言に注目しています。
あとECBもありますので、こちらも注目ですね。
それでは、今週も頑張りましょう!