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高収益企業のつくり方~読む本に困ったら見よ~

悩める中小企業の経営者よ。この本をおすすめする。

本書の内容を一言で表現するなら、「売上を最大にし、経費を最小にする」で十分だろう。
商売の原理。企業経営のお作法・・・・。

稲盛和夫氏と言えば京セラの創業者。セラミックのなんちゃらを開発し~~~~~。改めて、彼についてザックリ調べてみよう。

稲盛和夫(1932-2022)は、京セラやKDDIを創業し、日本航空(JAL)の再建を成功させた日本を代表する実業家です。鹿児島県出身の稲盛氏は、幼少期の病気を克服し、鹿児島大学卒業後に耐火材料の研究に従事。その後、1959年に京セラを設立し、独自の「アメーバ経営」を導入してグローバル企業へ成長させました。

さらに、通信業界の競争を促すためKDDIを設立。2010年には経営破綻したJALの再建を無報酬で引き受け、「利他の精神」に基づく経営で奇跡的な復活を遂げました。著書『生き方』などに記された彼の哲学は、働く意義や感謝の心を説き、多くの人々に影響を与え続けています。

さて、本の紹介に移ろう。



 本書の構成は主に、中小企業経営者からの質問を稲盛和夫氏が答えるというもの。
「多角化をしたいのだが、どうすれば・・・・」
「従業員が自ら考えて行動してくれない・・・」

後者については、「あなた本人が自ら考えて行動していないから従業員がそうなるわけないよね」と、私なら応えそうだが、稲盛氏は丁寧に考えを述べている。

中小企業経営者よ、この本は非常に勉強になる。


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