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チャッツワース・ハウス
チャッツワース・ハウス
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チャッツワース・ハウス (英: Chatsworth House)は、イギリスのダービーシャー、ピーク・ディストリクト国立公園 の中にある16世紀に建てられたカントリー・ハウスである。チャッツワースはベイクウェル (Bakewell) の北東5kmにある。
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チャッツワース・ハウスの礎を築いたのは、「ハードウィックのベス」(Bess of Hardwick) ことエリザベス・ハードウィック(英語版)である。1553年に建て始め1560年代に完成した。 1568年にベスの夫の第6代シュルーズベリー伯ジョージ・タルボットにイングランドで軟禁生活を送っていたスコットランド女王メアリーの身柄が預けられたことから、メアリーもチャッツワースを訪れている。
現在の建物はベスの子孫で、初代デヴォンシャー公ウィリアム・キャヴェンディッシュの頃、建築家ウィリアム・タルマン (William Talman) によるものである。邸宅は1686年から1707年の間に大規模に改築され、1820年代にも増築されてさらに見事になった。
1872年から1873年にかけて欧米諸国を歴訪した岩倉使節団は1872年10月30日にチャッツワース・ハウスを訪問した[1]。使節団はその邸宅の壮麗さに圧倒された。公爵自らが日本人使節を荘重な邸宅に迎え入れた。 そこには、多くの蔵書が収められた図書室やワインの貯蔵庫、そして見事な内装で装飾された数多くの部屋があった。使節団の久米邦武はティツィアーノや ティントレット、レンブラントやヴァンダイク等の有名な画家の作品を鑑賞しようと努めた。しかし、広大で見事な庭園の美しさの方に、彼はより大きな感銘を受けた。
庭園と領地[編集]
チャッツワースは広大な庭園で有名である。現在、庭園はダーウェント川沿った105エーカー(約42ヘクタール) で 14 kmにわたって石塀と柵で囲まれている。18世紀、ウィリアム・キャヴェンディッシュ (第4代デヴォンシャー公爵)はそれまでの整形庭園を一掃し、当時流行のランスロット・『ケイパビリティ』・ブラウンが設計した風景式庭園を造った。
19世紀、ジョセフ・パクストンの手によって庭園はきらに変貌を遂げた。ウィリアム・キャヴェンディッシュ (第6代デヴォンシャー公爵)は23歳のパクストンの腕を買い、最高で90メートルの高さまで上がる「帝国噴水」、岩庭、そして1828年から、チャッツワーズで大温室を造った。パクストンの最大の功績は、1851年のロンドン万国博覧会がロンドンのハイド・パークで開催された際の、水晶宮の建設である。
ランスロット・ブラウン
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ランスロット・ブラウン (1715年から16年の生まれ [洗礼は1716年8月30日] - 1783年2月6日 ) [1]ケイパビリティ・ブラウンというニックネームでより一般的に知られる、イギリスのランドスケープ・アーキテクト、風景式庭園の設計者。
「イギリス18世紀の芸術家のうち、正当な評価が最も遅れた人物」および「イギリス随一の庭師」として記憶され、170以上の庭園を設計。その多くはいまだ現存。ブラウンに『ケイパビリティ』というニックネームが付けられたのは、ブラウンは造園を依頼した地主たちに、彼らの所有地は「もっと素晴らしい庭園になる将来性(ケイパビリティ)がある」と言うのが口癖だったためである。 [2] 世界遺産にもなっているブレナム宮殿を始め、チャッツワース・ハウス、ハイクレア・カースル、ウォリック城などを設計し、イギリスの庭園史に残る造園家である。
彼の影響力は非常に大きかったので、彼に先立ってチャールズ・ブリッジマンとウィリアム・ケントによってなされたイギリス式庭園への貢献がしばしば見落とされている。ケントの理解者ホレス・ウォルポールさえ、ケントの後継者が「非常に有能な造園家」であることを認めている。
ラウシャム庭園
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他にも英国庭園は様々ある(画像オンリー)
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