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★処暑★元気が出るごはん。【ナス味噌おにぎり】
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熊猫薬膳茶房にようこそ!
疲れちゃったらここでゆっくりしていってね。
美味しいお茶とおやつ、あります。
二十四節気「処暑」、夏の疲れを引きずらないために
8月後半の二十四節気は「処暑」。
厳しい暑さも峠を越えて夏の勢いが衰えてくると言われる節気だけど、実際にはまだまだ暑い日々が続く頃。
知らず知らずのうちに溜まった夏の疲れが、秋や冬の不調につながらないように、今はからだと心の元気を回復して免疫力も高めようね。
元気になりたいときは「ごはん」
薬膳界では、身体の元気のもとは胃腸(脾)からといわれるよ。
胃腸が弱ってると、身体の隅々に栄養を巡らす気も血も送れない。
だから秋を迎える今大切なのは、夏に弱った消化機能を復活させること。
最適な食材は、なんといっても「ごはん」、米です。
薬膳での効能は「補中益気 健脾和胃」おなかに元気を補って、消化機能を健やかにする、という意味。
そろそろ出てくる新米をきゅっと握ったおにぎりを食べたら、身体の底から力が湧いてくるよ。
今日の具はナス+味噌
塩むすびでも美味しい新米のおにぎりだけど、今日のおにぎりには旬のナスと唐辛子味噌をトッピングしています。
青唐辛子を刻みこんだ甘い味噌、とろっととろける揚げなすのコンビ、幾つでも食べられそう。
溜まった余計な熱を冷まし血行をよくすると言われるナスは、食べすぎると必要以上に身体を冷やしてしまうので、火を通して食べるのがおすすめ。
唐辛子や大葉など、温め食材と一緒に食べるとさらによし。
どうぞ、おやつにおにぎり食べてって。
レシピメモ
★唐辛子味噌
材料
・お好みの味噌 50g
・みりん+酒 50g
・砂糖 50g
・青唐辛子 5本〜10本
・ごま油
・白ごま
①味噌、みりん、酒、砂糖は混ぜておく。
②鍋にごま油を熱して小口切りにした青唐辛子を炒める。
③しんなりしたら①を加え、水分がとんで照りが出るまでよく練る。白ごまを加えて出来上がり。
注意!青唐辛子はとても刺激が強いので、切る時は手袋を、炒めるときはよく換気して蒸気を吸い込まないように気をつけてください。