木暮くんのように生きたい
映画化されて話題になったスラムダンクですが、みなさんは原作のコミックを読んだことはありますか?
私は世代ど真ん中なので、週刊ジャンプも毎週買って読んでましたし、単行本も全巻揃えたガチ勢です。
湘北のスタメン5人はみんな目立つキャラクターで、三井寿は一番人気があるキャラクターですが、忘れてはいけない人が1人います。
そう!
副キャプテンの木暮くん、通称メガネくんです。
インターハイ出場を賭けた神奈川県予選の決勝トーナメントの陵南戦で、木暮くんの活躍が湘北高校を勝利に導きます。
陵南の監督、田岡茂一に誤算だったと言わしめたのは木暮くんの存在でした。
私には好きなシーンがあります。好きというから自分が苦しい時に思い出すシーンです。
それは、キャプテンの赤木がそんなに頑張ってもしょうがないとクラスメイトにからかわれて膨れっ面で体育館にそれでも練習しようと向かう時、体育館には明かりが灯っていました。
そこにはシュート練習を1人で淡々とこなす木暮くんがいたのでした。
シュート後のボールが自分のもとに返ってくるように会議室で使われている長机を使っているのですが、うまく返ってこないからパス出してよーと嘆く木暮くんがいたのでした。
その姿を見て赤木は、そっと微笑むのです。
このシーンを思い出すと、私も木暮くんみたいに腐らず頑張ろーと力が出てくるから不思議です。
努力しても報われないかもしれない、一生懸命やっても意味あるのかな、そんな事を仕事をしながら考えることもあります。私の生き方はいわゆる勝ち組ではありません。どちらかというと勝ち負けで言ったら、負けのほうだと思います。
でも、そんな私でも報われることは生きてれば必ず巡ってくるし、幸せは感じられます。木暮くんは負け組ではないですが、常に私の生きる希望です。
ぜひ原作読んでみてください。
おわり
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