
シュトレン•ウォー 2021
カロリー爆弾、シュトレンと呼ぶかシュトーレンと呼ぶか?
年変わってもシュトレーンを一切れずつ食べてる奴ってなんなん?
私だけど。
キリストの枕をかたどったとされる
ドイツの伝統菓子
シュトーレン
我が家では11月中旬にシュトーレンを買っては消費し、買ってはを繰り返し晴れてクリスマスを迎えることがここ数年定番になっており今年はどんなのにしようかな〜と思いつつ母が必ず買う地元のお菓子屋さんのとデパートなりパティスリーなりで買っていました。
ぼんやりとシュトーレンの事を考える季節を迎えた際、こんな記事・画像に出会った。

私は慧眼した。
知らなかった、こんなにもシュトーレンの種類が豊富だなんて。ドレスデンがシュトーレンの本場だなんて。この世にこんなにもシュトーレンを愛し、レビューする人がいるだなんて。
私のシュトーレンへの認識は180度変わった。
そして極め付けにこのブログ
神の子たるイエスキリストの枕をかたどったとされるシュトーレンを布教するかの人を私はなんと呼べばいいのだろうか。
私の中では、シュトーレンとは砂糖・バター・ドライフルーツを存分に味わうカロリー爆弾型のお菓子。それだけのお菓子だったのに。
もうシュトーレンの時期は終わっているし、年も明けてだいぶ経つがわたしはこのtogetterに、このブログに触発されました。つらつらと前置きがだいぶ長くなりましたが
ここでこのnote副題(主題?)です。
私の推しのシュトーレンをみてくれ!
ツッカベッカライカヤヌマ

まずこの砂糖の雪が積もった山を見てほしい!
この素晴らしい淡雪とも粉雪とも表現しがたい雪化粧を!
富士の雪化粧とも甲乙つけがたい美しさです。
普段ならなんて事のない粉糖ですが口溶けが違います。
粉糖なんてどれも一緒でしょ〜と思われるかと存じますがシュトレンにかかる粉糖にも多分違います。多分。
こちらは美しさもさる事ながらお味も別格です。すぅっと溶ける、あれっ?粉糖なんてあったかな?と思うくらいです。
もちろんシュトレンにありがちのバターと砂糖が固まったどっしりした牡丹雪タイプの雪化粧も大好物です。無事の雪は多分水分どっしりタイプの雪でしょうし。
生地はパンとクッキーのちょうど中間のようなしっかりとした生地に銀より高いバニラビーンズがこれ見よがしと使われた高級感のあるお味。
日毎にバニラの生地に移る柑橘の香りが上品なシュトレンです。
店名にもなっているオーナーパティシェの栢沼 稔さんはオーストリア国家公認の日本人マイスターであり2021年には黄綬褒章受賞も受賞されているお方。
食べるたびにこれが黄綬褒章受賞のお味なのだと噛みしていただきました。
こちらのお店はテーベッカライ(クッキーの詰め合わせ)があまりにも有名ですが私のおすすめはカイザーショコラです。オレンジ×チョコの組み合わせが好きな方は絶対にハマります。沼です。
私が聖なるクリスマスのお菓子として不釣り合いな題名をつけたのには理由があります。
2021の締めくくりシュトレンとして狙っていた 。
近江屋洋菓子店
130年の歴史を持つ老舗のお菓子屋さん。
伺ったことはないからわからないけど明治初期から神田淡路町に店を構えている。
きっと東京の街の移り変わりや食文化の様変わりを真摯に見つめてきたお店なのだろうと。
そしてこちらを見てほしい。
https://mobile.twitter.com/omiyayogashiten/status/1461844206171791363
銀の鍋に注がれた溶かしたバター!
金塊ってこんな色だと思う。
見るからにふんだんに使われたドライフルーツ!私好み!絶対に食べたい!って思った12月上旬。
狼煙を上げる前に玉砕。

シュトレン争奪戦争に敗北。
無念。
その日の公式アカウントはTwitterもinstagramsもシュトーレンを買いあぐねた人たちに向けた謝罪postされていた様子をみるに近江屋洋菓子店さんも無念に決まっている。
2022年は近江屋洋菓子店のシュトーレンが食べたい。
2022年、頑張って仕事して、資格とって、スコアも上げて自分の事も周りの人も大切にして、一年を締め括るご褒美にこのドライフルーツがいっぱい詰まったシュトーレンが食べたい。2022年は近江屋洋菓子店のシュトーレンが絶対に食べたい! 再戦よろしくお願いします!
杉乃紘様
貴方様のお陰でより良いシュトレンライフを送る事ができました。誠に勝手ながらブログのURL等を使用させていただきました。これからのより一層のご活躍を心より祈っております。
Special Thanks:私の闘志