[2]ニーズ評価>ゴールと目標の理解&現状評価(AsIs)
やるべきことの概要
1.ゴールと目標を理解する
2.現状における問題の根本原因を分析する(=現状分析)
3.根本原因を是正するための方法を特定する
4.現在の組織の能力を評価する
5.現状と求められる状態との間に存在するギャップを洗い出す。(ToBe)
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1.ゴールと目標を理解する
目標:ゴールより具体的でより短い期間、概ね1年以内
ゴール:目標の最終到達地点。1年以上にわたる時もある
→ゴールと目標をSMARTに文書化する
S(Specific)具体的に
M(Measurable)測定可能に(数値化)
A(Achievable)達成可能、現実的なもの
R(Relevant)組織のミッション、ビジョン、戦略に沿ったもの
T(Time-Bound)成果に結びつくまでの具体的な期間を設定
例)12月31日までに10%の売上増
四半期ごとの請求を処理するのに必要な時間を5%短縮
ゴールと目標を明示する資料として、公式な事業計画がない場合に組織戦略、ゴール、目標を評価するためにSWOT【S(強み)W(弱み)O(機会)T(脅威)】分析が使える。
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2.現状における問題の根本原因を分析する(=現状分析)
今おかれている状況が明らかになり、文書化され、同意されたら、対策を講じる前に現状を分析する必要がある。
→潜在的な原因を削減・除去するため。
状況分析に使える方法
・なぜなぜ分析
→なぜを5回まで尋ねる。ただし直接なぜ?とはいわない。代替の言葉でカバーする。直接なぜ?というと尋問されているようで明確な回答が得られないことがある。
・因果関係図
・特性要因図(魚の骨図)
・連関図
・プロセス・フロー
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3.根本原因を是正するための方法を特定する
・必要能力一覧表
→(問題|根本原因|課題解決するための機能・方法)
の順で表にまとめる。
・親和図法
・ベンチマーキング
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4.現在の組織の能力を評価する
是正方法が、現在の組織でそれができることなのか判別する。
・プロセスフロー など
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5.現状と求められる状態との間に存在するギャップを洗い出す。(ToBe)
必要なことが何か?それは現状できることか?を評価したら、次は必要なことと現状の間のギャップを埋めるにはどうするのかを考える。
ギャップ分析→現状と将来の状態を比較する
そして何をするのかを考える。