【ビジネス】部下は魔法近いじゃないんです!
上司から無茶な(or急な)仕事の指示をされることってありませんか?
これについて、部下のことを何でもできる魔法使いか何かと勘違いしているんじゃないかと長年不思議でした。そんなことができるなら今こんな風になっていないんだけどなぁと。。。
部下の立場からすると、「おいおい、今の仕事どうするんだよ」とか「いつも俺ばかりに仕事振ってないか」とか「そもそも受けてくるだけでコントロールしないんじゃマネジメントする気ないだろ」といった不満が溜まる原因の上位に入る事例だと思います。
※こういう時のコミュニケーションの取り方は前回の記事も参考になるかと
思いますので、よろしければそちらもご参照ください。
■社会人10年目が改めて思うコミュ力
https://note.mu/ka_kk_ii/n/n113f7b7176fa?creator_urlname=ka_kk_ii
【上司から無茶ぶりが起きる原因】
結局のところ「前にお願いしたことはそれはそれ、今お願いしたいことはこれはこれ」に尽きるんです。。。会社(部署)としてやらないといけないことが出来たのだからあとは誰がやるかを決定するだけなのです。そしてその白羽の矢があなたに立った、残念ですがそれだけなのです。(あなたの能力が評価された上での依頼かもしれませんので、必ずしも悲観する必要はないです)
【部下としてこういう時に取るべき対応】
だからといってこちらもただ受けるだけではやっていけません。内容が難しそうであればなおさらです。なので、冷静に次の対処をします。
1)まずは話を受け止める(否定しない)
2)その上で(あくまでも前向きに)条件をつける
【解説】
1)まずは話を受け止める(否定しない)
→ (気持ちは分かるのですが)上司からの無茶ぶりにいきなり反論や正論を
ぶつけるのは悪手です。上司は否定されたと感じ、機嫌が悪くなりその
後の関係が悪化する未来が見えます。
そのため、まずは相手の話を受け止めましょう。ここは難しく考えず相
手の言ってきたことをオウム返しをして、最後に「という理解でよろし
いでしょうか」と付け加えるぐらいでいいかと思います。
※ここで大事なのは前向きに受け止めている感じをいかに出すかです。
2)その上で(あくまでも前向きに)条件をつける
→ 問題はここからです。上司の立場としては、「内容を伝えたから後は締切
までによろしくね」ですませたいと思います。が、無茶ぶりに対してそれ
ではこちらがやっていけません。
そこで、少しでも自分に有利な条件が付けられるように交渉します。
その際に注意するのは自分はその案件に取り組みたいんだけど、終わらせ
るためにこういう支援がほしいという前向きな温度感で伝えることです。
普通の感覚であればそういうリアクションがあれば、上司も悪い気はしな
いはずですし、前向きな姿勢はあなたの評価にもプラスに働くかもしれま
せん。(本当にどうにもならないのであれば理由とセットで予め無理です
と伝えましょう。あとからできないとなると、どうして最初にいわなかっ
たんだと怒られてしまいます)
返事の例)
・その案件を優先したいのですが、そうすると別の案件に影響が出てしまい
ますので、どちらかの締切を延ばすことは可能でしょうか。
・(締切が延ばせないと言われたら)誰かと分担して進めることは可能でし
ょうか。
あとは上司の出方次第です。これでうまいこと何らかの支援がもられればラッキーですし、支援がもらえないようであれば、ここで食い下がっても好転することは少ないのでこの場はおとなしく引き下がりましょう。
【支援がもらえなかった場合】
いくつか対応例を記載しました。
A)無茶振りされた案件を優先する
B)元々あった案件と無茶振り案件を比べて締め切りの近い方を優先する
C)元々あった案件と無茶振り案件を比べて重要だと思う方を優先する
D)無茶振りの新規案件を別の上司、同僚に相談する
E)どちらかの案件を諦める
私ならまずは「D.無茶振りの新規案件を別の上司、同僚に相談する」を選びます。もしかしたら代わってくれる、手伝ってくれる、上司に掛け合ってくれる・・・かもしれません。
(直接の上司に相談したことがバレるとマズイ場合は、その点も含めて相談しましょう)
そこで状況が変われば、それに合わせて行動しましょう。少なくとも最初の状況よりはマシなはずです。
もし、周囲に相談しても状況が改善しないようであれば、次は「C.元々あった案件と無茶振り案件を比べて重要だと思う方を優先する」を今の私なら選びます。
(昔の私なら「B.元々あった案件と無茶振り案件を比べて締め切りの近い方を優先する」を選んでいたかと思います)
締め切りを優先しないのは、返事の例で書いたとおり、交渉次第で締め切りを伸ばせるかもしれないからです。上司が調整してくれないのであれば、自分で調整するしかありません。なので、締め切り交渉は忘れずに実施します。なので、締め切り交渉は忘れずに実施しす。
そして、経験上、重要な案件を後回しにすると大抵ろくなことになりません。
後回しにした結果、進捗確認にきた上司に「全然進んでません」なんて言おうものなら烈火のごとく怒られるのが目に浮かびます。そうならないためにも、何が重要なのかを見極めるスキルは早い段階で身に着けるor確認しておくようにしましょう。
(受注金額なのか、幹部からの指示なのか、懇意にしている顧客の案件なのか)
上記のようなアクションを取ったうえで、どちらに取り組むか決めたらあとは仕事に取り組むのみです!
自分の選択が正しいと信じて頑張りましょう!
(もし、選択が間違っていた場合は、その経験を次回に反映する材料として活用します。)
・
・
・
長くなりましたが、以上で今回の内容を終わります。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
閲覧ありがとうございました! 内容はお役に立ったでしょうか? 今後も投稿しますので次の記事も参考になれば幸いです^^