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制約とどうつきあうか?

デザインのお仕事のなかでも、設計というお仕事は依頼がなくては始められない。もちろんなかには依頼がなくても自分のなかのイメージを膨らませたり紙に定着させたりする事もあると思います。けれどそれはどこまでいってもイメージのスタディであって、実体を伴う可能性はありません。

とくにリノベーションとかコンバージョンの類はお題がないと手もつけられません。他の人の仕事や現実に存在するものを書き直すと言う作業です。

実はこの作業が面白いという話です。既にある訳ですから、これをまずは読むと言うことになります。構造的にとか設備的にとかいろんな角度からの制約になります。もちろん生活の要望や希望がその上にのっかってきますから、そもそもの枠組みをしっかり調べておかないと話にならないということです。

やりたいことが満載で、制約は少ない方がいいとおっしゃる方も居ますが、基本的にはこの世の中に制約がないということはほぼないです。

全くの新築でも、基準法や予算。または敷地形状や方位なんていくらでも制約はあるからです。

ならば、その制約とどう折り合いをつけるか。またはその枠組みのなにをどう扱うのか。既にあるとされているいろんな制約や縛りをどう書き換えるかがお仕事になると言う訳です。

この続きはまたの機会にw

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勘我得 [KANGAERU]
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