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ヒトはどうやって生まれたのか 探究学習塾ナミカゼ#10
日付(所要時間):2022年12月12日(計90分)
方法:オンライン
学年(人数):2〜3学年有志(計2名)
概要:探究学習塾ナミカゼ 第10回目
コーディネーター:加藤・成宮・三浦・渡邊他
今回は第10回「ゆさぶる回」を実施しました。「ゆさぶる回」では、自らの価値観や囚われを揺さぶり、新たな可能性を探ることを目的としています。
今回は、2018年に放送されたNHKスペシャルの ”人類誕生 第1集「こうしてヒトが生まれた」”をナミカゼ生とコーデイネーターとで鑑賞しました。鑑賞した後、20〜30分間ほど参加したメンバー間で感想共有を行いました。
ヒトはいつ二足歩行を始めたのか?
高校の世界史では、一番最初に習う、人類の進化と起源。私達人間は、どのように進化し、そして誕生したのか。科学技術の発展とともに、年月をかけて謎は解き明かされてつつあります。
二本足で歩き始めたサルとヒトとの特徴をあわせ持つ奇妙な生き物。この生き物の登場が人類進化の物語の始まりです。
約50分間のドキュメンタリーを鑑賞した後のメンバーの感想共有の場では、というと、、、
・進化の過程で色々なスキルを失ってしまってきているけれど、これ残しておいてほしかったスキルってなんだろう?
・類人猿は、顔のサイズが大きかった。
・種別の境界線ってどこ引かれているのだろうか?(ホモ・サピエンスとアウストラロピテクスの違い)
・これからの人類の進化では、脳みそのサイズが大きくなったり、中身も進化するのだろうか?
感想を共有すること
なにかを鑑賞した後に、友人や仲間と感想を共有すると新たな視点や疑問が見えてきます。コンテンツ自体の面白さはさることながら、メンバー間で話す時間もかけがえのない場になりました。
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コンテンツを観ているときは、ふーん、と納得したり、流したりしていることも、周りの視点を取り入れることで、新たな疑問や気付きにつながる瞬間がたくさん生まれていたような気がしています!
鑑賞した内容は、世界史のテストでは、直接的に点数にはつながらないかもしれません。それでも、私達が人間である以上、自分自身の起源を知ることは大切です。それだけでなく、幅広い教養を身につけたうえで、社会に羽ばたいていってほしいな、と思います。
今後の探究学習塾ナミカゼのゆさぶる回もお楽しみに!!
(文・気仙沼学びの産官学コンソーシアム 渡邊 国権)