“やってみたい”が増えてきた_2023年8月@新月中学校
プロジェクト探究部活動LOG_2023年8月
新月中学校にて、第3回〜6回のプロジェクト探究部を実施しました。
第3回は、夏休み中のプロジェクト探究部。まるオフィスの大学生インターンが4名も参加し、とても賑やかな活動となりました。夏休みにしたいことというチェックインでは、「自転車で遠くまで行きたい」「大会で関西へ行くので美味しいものを食べたい」など、色んな楽しみを語ってくれました。
個別相談のブラッシュアップでは、大学生に自身のプロジェクトについて考えていること・やりたいことを話しました。「面白そう!」「いいね!やってみなよ!」という前向きなコメントをもらい、少し自信がついた様子が感じ取れました。
夏休み明けのプロジェクト探究部では、はじめに夏休みに楽しかったことを共有しました。家族で出かけたり、友達と自転車旅をしたり、それぞれ充実した夏休みを過ごせたようです。その後はカードゲームitoを活用し、「気仙沼といえば?人気なもの」という問いについて、それぞれが持っている数字に該当する価値観の場所を回答し、数字が高い順に並べ合いました。活発な議論がなされ、大盛り上がりのアイスブレイクとなりました。
個別相談では、夏休み中に市民健康管理センターでアンケートを実施した生徒が集計作業を行うなど、それぞれに動きが見えてきました。これまではタブレットでテーマ設定・調べ作業がメインでしたが、これからは地域に出てアクションすることを意識していく時期になります。内容は一人一人異なるため、コーディネーターも全力でサポートしていきます。
本日の活動には、気仙沼市移住・定住支援センターMINATO センター長の千葉可奈子さんが参加してくれました。これから定期的にプロ探部に参加してサポートしてくれます。
個別相談の時間には、可奈子さんに移住の取り組みについてヒアリングをする生徒が何名か見られました。話を聞いたことで、調べるだけでは分からない新たな発見があったようです。「直接話を聞くことの大切さ」を実感する機会になったのではないでしょうか。
今回はアイスブレイクとして嘘ほんとゲームをしました。3項目の自己紹介をする中で、グループで誰かが一つだけ嘘をつきます。誰が嘘をついているかを見破るゲームで、1人に対して1問だけ質問ができ、鋭い問いを投げて相手を揺さぶることが重要となります。普段からよく知っているメンバーですが、意外と嘘を見破れず、とても場が盛り上がりました。
探究活動もそろそろ終盤。それぞれネクストステップが見えてきました。「スポーツ大会を実践したい」
「避難所で活用できる段ボールベットを作りたい」
プロジェクト探究部では、最後の5分に全体で進捗共有の時間をとっているのですが、“やってみたい”の声が増えてきたように感じます。やってみることで、新たな課題や問いが生まれます。ぜひアイディアに留めることなく、実践まで進めて欲しいと思います。
(文・気仙沼市探究学習コーディネーター 三浦 亜美)
【前回記事】
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?