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1時間だけ早稲田大学の学生になる_探究学習塾ナミカゼ#19
⚫︎日付(所要時間):2024年3月15日(計90分)
⚫︎場所:気仙沼市まち・ひと・しごと交流プラザ
⚫︎学年(人数):1-3学年有志(計13名)
⚫︎概要:探究学習塾ナミカゼ2023 第19回目 「ナミカゼ生、1時間だけ早稲田大学の学生になる」
⚫︎コーディネーター:加藤・成宮・渡邊・三浦・永峰
探究学習塾ナミカゼ第19回では、「ナミカゼ生、1時間だけ早稲田大学の学生になる」と題して、早稲田大学気仙沼サークルとのコラボ企画を実施しました。
早稲田大学ってどんなところ
最初は早稲田大生による早稲田大学のプレゼン。バラエティに富んだ授業の数々、サークルがたくさんあることを話して、大学生の1日もVlogで紹介してもらいました。
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サークルが豊富な早稲田大学でも、東日本大震災後に、復興支援サークルとして設立された気仙沼チームの彼らは、「気仙沼と早稲田のご縁を繋ぎ続ける」をモットーにみなとまつりでのボランティア、スタディツアーの開催などを継続的に実施しています。
総合型選抜入試の魅力
大学の紹介の後は、早稲田大学の『地域探究・貢献入試』について、過去にその入試で受験し、入学した大学生による「どのような制度なのか」、「その入試で受験した背景」などについて話してもらいました。
<地域探究・貢献入試とは?>
地域が抱える課題の解決や地域の発展に向けて、グローバルな視野を持ちつつ、自ら主体的に学び(「地域探究」)、社会的・文化的・学術的に貢献(「地域貢献」)する意欲のある学生を求める入学試験です。
これまで取り組んできた地域での活動や経験、問題意識等を踏まえて、本学において主体的に学び、その成果を地域に還元する意欲を丁寧に評価します。(早稲田大学HPより引用)
履修登録をしてみよう!
高校生のための履修登録体験は、日本でもなかなかないんじゃないでしょうか!?希望する学部に分かれて、グループ対話を通じて履修登録体験をして、楽しく時間割を組み立てていました。
<Milestone Express>
学生出版サークル「早稲田大学マイルストーン編集会」が出版する早大生のための総合情報誌。なお、同サークルは、1978年に創設された学生出版サークルで、「Milestone Express」をはじめ、毎年5種類・2万部以上の雑誌を発行している。(早稲田大学マイルストーン編集会HPから引用)
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主な感想は、このようになっています。大学のイメージがついた、面白そうな授業がたくさんあったなどの声が多く挙がりました。
・大学に関して今まで触れる機会がなかった「履修登録」という部分を知れてよかった。正直大変そうとも思ったけれど、より将来が見えた気がした。
・同じ授業の名前なのにたくさんの種類がありとても面白かったです。 どんな学校なのかどんどん知りたいなと感じました。
・大学生から実際に話を聞くことでリアルな話を知れてよかった。また、思ってたよりマニアックであり面白い単元があったことについて面白さを感じた。
私たちナミカゼの大人コーディネーターは、大学進学をむやみに推奨しているわけではありません。就職や専門学校への進学、そして気仙沼を離れるという選択肢も含めてナミカゼ生にとって後悔しないベストな選択をするために視座が高まってくれたらいいな、と考えています。
今回は、ナミカゼ生の大学に対するイメージが前より少しでもくっきり見えるようになってくれていたら嬉しいです!
(文・気仙沼学びの産官学コンソーシアム 渡邊 国権)
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