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【映画と本とパンの店】シネコヤを訪れてみて

映画と本とパンの店。
読むだけで記憶に残る組み合わせ。

映画館でも、ミニシアターでもなく、「シネコヤ」。《映画+α》のとても小さなシアターです。映画といっしょに、本や珈琲をたのしんで、
自分だけの特別な時間をお過ごしください。

シネコヤHP

シネコヤを訪れてみて

場所は神奈川県の鵠沼海岸。老舗と新興のオシャレなお店が入り混じる駅前から徒歩3分。パン屋の横を通り過ぎると、シネコヤが見えてきます。

シネコヤの入り口

上映開始直前の店内は混雑気味。大人20名が一堂に待っていると、なかなかの熱気。これから始まる映画へのワクワク感にも思えます。そうした空気を感じられる場所は昨今あまりないのでは。

映画開始直前は満席に

3000冊ともいわれる本棚も素敵です。もちろん映画にまつわる本もたくさん。
ジャンルで分けられているというよりは、興味/関心ごとに整理されているようで、知り合いの本棚を覗いている気分になれます。

椅子も素敵

訪問当日は、全国各地の映画館を紹介する書籍「人が集まる、文化が集まる!まちの個性派映画館」の原画展が開催されていました。

本棚と調和する原画展


シネコヤが続いていくために

そんな素敵なシネコヤですが、持続可能なようにしっかりとした料金プランが設定されています。

シネコヤ 料金プラン(2025/1時点)

館内は有料ゾーン/ルールがはっきりしています。現在のルールに至るまで、試行錯誤を繰り返していているのでしょう。館内のスペースを考えると「入館するだけでも料金を頂く」というのはすごくいいルールだと思います。

また、当日は気づきませんでしたが、サポーター制度がありました。

■シネコヤサポーター募集
2007年、歴史ある映画館「藤沢オデヲン」が閉館、2010年、藤沢最後の映画館「フジサワ中央」が閉館しました。
各地で相次ぐ「街の映画館」の閉館。映画を愛する人びとにとって、これほど寂しいことはありません。
そこに集まった人と一緒に、映画を観れる場所を街に残したい…
そこでシネコヤは、これまでの映画館とは全く違う、新たなスタイルに挑戦します。
映画文化を街に残すための、新しいスタイルの場所「シネコヤ」。
一緒にコラボ企画をしたり、新しい映画文化をつくることを楽しんでもらえるような、サポーターの皆さまと出会いたい…
シネコヤでは、そんな遊び上手なサポーターを募集しております。
※直接お顔を合わせてのご説明を原則とさせていただいております。ぜひ一度、お会いするお時間をいただければ幸いです。
◯¥150,000〜/年間 [※任意のご金額]
◯毎月発行シネコヤ新聞をお送りいたします。
◯毎月発行シネコヤ新聞・HPに掲載されます。
◯上映前のCM枠有り
◯限定12枠
◯その他、コラボ企画などございましたらお気軽にご提案ください。

HPより

地域住民の方やサポーターから、しっかり支えて頂けるような余白/かかわりしろを感じます。

本と映画は「垣根を超える」力があると思っています。その力を存分に感じられるシネコヤに是非一度訪れてみてください。


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たけぶち
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