『悪魔の手毬唄』に救われて/中編
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この文章は、『前編』に続く『中編』です。
もし、前編を未読の場合は、まずそちらからお読みください ▼▼▼
それでは、本編です。
『悪魔の手毬唄』の舞台
この概要では、ドラマ版のストーリーをベースに、要点だけをお伝えしていきます。
本来は40人ほどの登場人物がいて、それぞれの駆け引きも魅力的なのですが、それらはぜひ小説や映像で味わってください 😊
ちなみに、原作者である横溝正史さんご自身は『悪魔の子守唄』を「最も好きな作品」に挙げられています。
『悪魔の手毬唄』の舞台は、岡山県の鬼首村(おにこうべむら)です。
村の名前はもちろん架空ですが、金田一シリーズは岡山を舞台にすることが多いですね。
横溝さんの父方の実家が岡山県にあり、戦時中に疎開したこともあるため、イメージしやすかったのでしょう。
物語りは、23年前に起きた殺人事件に端を発します。
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