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最もすごい『メタ』活動は何か?
全然わからないのに、DeepLだけを頼りに中国語でTwitterを始めたおじぞうです。
#わからないにもほどがある
さて、タイトルの『メタ』はメタバースの『メタ』であり、メタ認知の『メタ』です。
今回は、それらが意味する『別次元の〜』といった感覚を掘り下げ、その中でも「これこそメタ!」という活動にスポットを当てます。
ちなみに、トップ画像は単なる引用で、メタ社の話ではありません。
そして、結論にはちょっと驚かれるはずです 😊
まず最初に、メタな感覚がどこで生まれ、どのように育つかですが、この点については人それぞれ。
ひとまず自分のことをつづってみますが、もちろんそれは一例です。
で、わたしの場合は何と言っても、テレビの子供向け特撮番組がきっかけだったと思います。
ウルトラマンとか仮面ライダーとか、実写のヒーローものですね。
それらは憧れのヒーローでありつつ、同時に『つくりもの』であることがハッキリとわかっていました。
その二重性が、『メタ』感覚の原点だったのではないかと思うのです。
こんなナゾナゾもありました。
「刑事くんと銭形平次と刑事コロンボでは、誰が一番名探偵でしょう?」。
古いナゾナゾなので、キャラクターのラインナップが昭和で申し訳ありませんが 😊
答えは刑事くん。
なぜなら、刑事くんは30分番組、銭形平次は60分、刑事コロンボはおよそ90分番組だったので、刑事くんが最も早く事件を解決するという理由です。
これは、メタ情報を利用したトンチですね。
ところで、わたしが早くからメタ感覚に目覚めた要因は、わが家がサンタクロースに対してドライだったからかもしれません。
寝ている間にプレゼントが置かれたことはありませんでした。
「うちは仏教だから」と言われたこともあったかな 😊
そもそも、煙突がないのにサンタクロースが来るのはおかしいとも考えていました。
#かわいくない子供
そんなわけで、一度、ローラースケートをプレゼントされたことがあったのですが、「これは誰がくれたの?」としつこく尋ね、親戚のおじさんがくれたことを聞き出しました。
サンタ(役)のおじさんにきちんとお礼を伝えたことは、言うまでもありません。
#日本の美徳は野暮ったい
そんなわけで、わたしにとっての『メタ』感覚には、『二重性』といったニュアンスがふくまれます。
大きな熱中と、冷静な現実意識。
その両方があることをメタ感覚の特徴だと感じるのです。
ですから、ゴーグルをかぶって完全に没入する活動は、わたしにとってはあまり『メタ』的ではありません。
もちろん、それは細かいニュアンスの違いです。
『リアルではなく、もう1つ別の世界がある』点を重視する人たちは、「没入感こそが、メタバースの特徴だ!」と言われます。
それはそれで、「確かになぁ」とも思うのです。
といったところで、本題。
#やっと?
わたしが考える最もすごいメタ的活動は何か?
それは、メタバースでも特撮でもなく、『カタカナの使用』です。
カタカナは『片仮名』と書くように、もともと漢文を読みくだくために、当の漢字の片方からつくられた表音文字です。
そのため、カタカナには「外国の知恵を取り入れる」というメタ情報がふくまれています。
そんな文字なんて、なかなかありませんよね。
アジアの中で、日本がいち早く西欧文化を取り入れられたのは、そうした特別な記号『カタカナ』を持っていたからだとも言われます。
わたしたちは、ある言葉がカタカナで書かれているだけで、「おっ。これは外国からの情報だ」と一瞬で理解します。
謂わゆる『カタカナ言葉』です。
日本語を使うほとんどの人が、そのメタ感覚を共有しているのって、本当にすごいですよね。
『メタバース』というカタカナ言葉は、おもしろいくらいに『メタ』『メタ』なのです。
早く行きたいなら一人で行け
遠くへ行きたいならみんなで行け
みんなで行くには進め方が大切ですね 😊