42/ぐるりとめぐる懐かしさ
第5章 ポストモダン
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【記事のポイント】先頭を走るリーダーは、そのスピードが速ければ速いほど、『みんな、ついて来てるのかな?』という不安に襲われます。しかも、多くの場合、『後を振り向くな!』と言われますし・・・ 😊
1. 1970年代とポストモダン
この章では、1970年代を1年づつ見ていく中で、モダンを越えようとするポストモダンの流れを見ていきます。
ポップとヒッピーは、体制に対するスタンスという点で相反していましたが、快楽的という点では似通っていました。
猥雑で刺激的なテイストが、そこには共通してあったのです。
それに対して、ミニマリズムは無愛想なほどにシンプルでした。
ミニマリズムとはミニマル(最小限)を良しとする文化であり、1960年代を席巻したムーブメントです。
絵画を始まりとしましたが、取り上げられるのは主に立体作品です。
ダン・フレイヴィンの蛍光灯を並べた作品や、ドナルド・ジャッドが作った連続する金属の直方体などが代表作と言えます。
形態上のシンプルさに反して、それらの作品は熱狂的な指示を受けました。
ミニマリズムはアヴァンギャルドの究極の夢だったからです。
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