叶わなくてもあなたに恋していました / ナラタージュ
映画を久々に観たので、
感想を残したいと思います。
ナラタージュ
壊れるくらい、
あなたが好きでした。
S T O R Y
だれかの、って魅かれる時期
べつにだれか相手がいる人をわざわざ選んで
好きになったわけではないもんね。
たまたま好きになった人に、
「彼女」や「妻」がいただけなんだ。
でも、いることをわかったうえでも
引かない場合は、確信犯に変わってしまうから。
恋してしまった人は、
ある意味の " 被害者 " から " 浮気相手 " に。
そして、" 共犯者 " 。
高校時代、彼女がいる人を
気になってしまったことがあります。
気さくで、爽やかで優しい人。
ときどきお茶目で人気者でした。
美人な彼女がいて、美男美女カップルと
学校内では言われていました。
高校3年生の時に、彼と同じクラスになりました。
席が前後になる授業があり、
よく話すように。
わたしは読書が好きだったので、
オススメの本ある?と言われて教えた本を
読んでくれて感想を伝えてくれたときがありました。
そういう風に優しくしてもらったことはなくて
どきどきしてしまっていました。
すると、
噂で二人が仲が良すぎると言われていると
友達から教えてもらってから、
なんだか怖くてぎこちなくなりました。
特別何かあったわけではないけれど、
きっとこれ以上仲良くなってはいけないのだろうな。
長く付き合っていたから、
ちょっと別の女子と話す時間も欲しかったのかも。
わたしはただそのだしに使われただけなんだ。
きっと、泉も。
葉山先生が泉に抱いた気持ちは
愛と言いたかったのだろうけど、
所詮「愛」という言葉で綺麗に塗られただけだと
わたしは思っています。
戻る場所があるのはあなただけ
葉山先生には奥さんがいて、
どれだけ過去がひどかったもしても
離婚していない限りは戻る場所があります。
でも、泉にはなかったわけで。
元カレに戻るわけでもないし、
またひとりに戻る。
それがどれだけ苦しいものか、
葉山は知らないんだろうな。
すでに相手には彼女や奥さんがいる人で
いまの環境を変えてまで新しい人にいくって
なかなかないんですよね。
それだけの魅力がなかったのかも、
とも言えますけど。
わたしが高校時代に気になった人もそうで。
ずるいですよね。
なんて、
共犯者になるわたしは行っちゃだめなのだけど。
やっぱりああいう人っているんだな
坂口健太郎くんが演じている小野くん。
わたしの大学生時代の元カレと似ていて、
うわあああという気持ちになりました。
要するに自分の気持ちを優先するばかりで、
相手の気持ちを考えずに求めるばかりの人。
付き合う前は優しかったのに、
付き合ったら所有物かのように扱われて
だんだん自分の気持ちを伝えても
怒られるか、不機嫌になるかと思うと
もう考えることも放棄したくなります。
どうしたいの?と聞かれても、
自分では思いつかなかったりしたのは
こういうことがあったからかも。
手はあげられなくても、精神的にDVにもあたる
もしくはモラハラというものだったのだと
いまでは思っています。
相手を疑う気持ちがある限りは、
幸せな恋愛関係は築けないと
改めて気づかされましたね。
感想
元の原作を知らないので、
どういう表現をしていて書かれているのかは
わかりませんがもやもやするストーリーだなと
いうのはありますね。
でも、愛してはいけない人を
愛してしまうことで起きる連鎖が
リアルだなと思ったきょうこの頃でございます。
キャストは好きな方たちが多かったので、
そこはよかったなあと思います。
映画や漫画をみて思うことがあるシーン。
これが最後だからと二人が交わるのは、
お互い未練残らないのかなあと客観的に見ると
思ってしまうわたしは冷めているのかしら。笑
恋愛についていろいろ
考えさせられた映画だなと思いました。
Amazonプライムにあったので、
気になる方はぜひみてみてください。
きょうも、おつかれさまです。
またあしたね◎