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2024年1月30日の記録

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算数と学習方法について

算数に関してはもう小数の単元で、テスト設定日までの間にかなりの子が「余裕だよ」みたいな感覚がもう今の時点で出てしまっていてですね。

算数の計画の時に、まあそういう話になったんですよ。「テスト遠いよね」みたいな「どうしよう」みたいな「ダラダラしちゃいそう」みたいなことを子供たちは言っていたので、改めて学び方について押さえました。

単純に言うと、本当にもう繰り返しの説明ですけど、本当に繰り返しで説明する必要があると思っていて、何かというと「知る→できる→知る→やってみる→できる」という段階を確実に踏み上げていきましょうという話なんですよ。

そこで、大計画シートというものに記録していき、この単元の最終ゴールというか完全に合格したという姿は、この全ての欄に丸がついて、すべての「できる」「作る」「説明できる」「作る」というところまで丸がついて完璧クリアでございます。

だからまずはその単元を完全にクリアするという視点は持っておいたらいいんじゃないの?という話と、それをするための最も効率的というかお得な方法は、「みんプリ」で作ることです。つまり「作る」のレベルにおいて教科書の問題から全種類の問題を抽出し、作問をすると、その時点で問題作りという「作る」という活動がもう全種類全マスにおいて可能になるので、大計画シートの「作る」という欄にはすべて丸ができる。そしてその下の「説明できる」というところは、「みんプリ」の解答解説を作るというのを裏面でやるので、それをすることによって全問題の解き方回答解説というものが作ることを作る機会を得られます。

そうなると「みんプリ」裏表一枚で全問題を対象に作問活動ができたら、もう上二段がもう全部ずらーっと丸をつけることができるということなので、おすすめです。余裕な人はやりましょう。そしてそれができてしまえば、もう今日で何枚かそういうプリントができていましたが、そうすると今度はこのプリントというのは他の子どもたちにとっても単元の復習をするために非常に有効なプリントになるわけですよ。もうテストで聞かれそうな、というかその単元で求められている知識技能を試すための問題というものがもう全種類そこに出ているわけですから、それに取り組めばその単元の知識技能がいかに高まったかということを確かめテストみたいになるわけです。それが数種類出来上がってくるということは、時間を持て余して時間に余裕があるかつまだまだ学習頑張らなきゃいけないなと思っている子たちにはすごく有効なので、こういうもので教室の学びを単純に循環させます。

もうほとんどこれって「先生の思考に入っているよ」って話で、どんどん先生の立場に立っていくという視点をどんどん持ちましょうねみたいなことを言うわけですよ。作問する時にもそういうことですね。簡単すぎる問題って選ばないじゃないですか。問題の種類の中でもつまずきやすいとかちょっと間違いが多い問題ってどれかなって考えるんですよね。それこそもう本当に教師がやるべき手法だし、それをやるためには子どもたち友達のつまずきの傾向とか、もしくは単元の特性とか問題の特性というものがちゃんと分かってないと有効な問題を選ぶってことできませんから、その時点ですごく賢くなるよーということを言いますし。

そしたらある子が復習問題というものを作ってたんですよ。基本この単元の問題を作って、ちょっと枠を作って「復習問題」みたいな感じで前の三角形の単元の問題をパッと出したんですね。「めっちゃすごいね、めっちゃセンスいいね」って言ったんですよ。これもやはり教師の思考ですよね。一単元が終わってちょっと経ってからもう一回問題を出してあげるというのは、忘れてたりとか復習するときにすごく大切ですから、そういうものも「みんプリ」の中で発想して作っていくというのはものすごく大切だし、ものすごく豊かだし、ものすごくレベルが高いし素敵なことだよ。だから「本当にすごい、こういうことができるの?本当にすごい」から、時間持て余して暇だというのなら、こういう活動を仕組んで「実際できて本当に賢くなれたね」みたいな「教科書以上の学び、できる、やってみる、できる以上の学びができたね」みたいなことを話してました。

図書の時間と自主学習

二時間目は図書です。図書は図書室を学習センターとして扱いましょうみたいな話で、どんなものでも自分の学習計画を立ててそれを実行しましょうみたいな位置づけです。教室にいてもいい、教室学習をしてもOKみたいな感じにしています。その中で自分の学習を組み立てて45分で学びきることができるかみたいなチャレンジを図書ではします。

子どもたちの振り返りの中で楽しいなというか分かってるなと思ったのが計画の時点かな?いつだったか忘れたけど、図書の時間というのは他の時間に比べてもう一段自由度が上がるわけですよ。ということはかなり実力試しのフィールドであるので、今の実力を確かめながら分析して次のチャレンジに繋げますよね。自由度が上がれば上がるほどあなたの実力が試されるという話になってくるわけで、そういうことを認識しながら自由を扱えるかな。自分で勉強するということをなんとなく強化学習の中でやらされているが、じゃあ果たしてそれを自分で再生し、自分で起動し成り立たせることができるかというのは、まあ一旦チャレンジしないと分かんないし、それができる時間として図書というものがあるので、そこをちゃんと活用して自分の実力、学ぶ力、「学びに向かう力」ですよ、これが「学びに向かう力」の力試しをこの場所でしましょうねという話ですね。

ここでやろうと思っていたことができないとか、もっと安易に流されるとかいうことでは、あなたの学びに向かう力というのはもうあまり頼りないよねという話になるわけです。ここでちゃんと自分の学びに向かう力というものを顕在化し自分でメタ認知するということが大切なんですね。

自己決定と自己コントロールについて

「自分で自由な世界で自分の学びを動かせない」というのは、ゼルダやった時にコントローラー持ってんのにゼルダが思い通り動かないみたいなゲームですよ。そんなゲームやりたいですか?って。普通に任天堂に電話するでしょ。そのゲームしたらね、『こんなゲーム無理で面白くない』って言って電話するレベルでもゲームが成り立たないわけじゃないですか。コントローラーは確実に持っているのに行きたい方向に行けないとか、もう勝手にゼルダのリンクくんが好きな場所ばっかりにスティック倒せば何しようがどんどん引き寄せられていくみたいなのって全然ゲームとして成り立たなくて、それが今の君たちが置かれている状況なの。そしてそれが人生なんです。という話です。

そうやって自分の学びとか自分の体とか自分の気持ちとか自分の行動というものをちゃんと自分で制御して思った通りのところにちゃんと到着することができるみたいな力はやっぱりつけておかないといけない。

でまぁここはもう本当にどっちから入るかという話で、本当に自分の自由意志がどこにあるのかみたいな話というのはこの先なんですよ。そんなことばっかり言っててもじゃあ君の行動や気持ちというのは全部構造によって規定されているのだから本来の自由意志なんて存在しないのだみたいな姿勢をとったときに、取るなら取るでそこから教育を組み立てていけばいいんだけれども、組み上がるならね、私としてはこの自己決定みたいなことに立脚してまずは組み上がっていくわけですよ。組み上げていけばその先頂点はこういう相対主義の考え方になっている世界というのも結局ここから入っていかないといけないんじゃないかな?みたいなことを思っているわけでしてね。

そういう大きい話はさておき、そういうことを言うわけで、そしたら子どもたちはよくわかるし、自分の学び、自分の気持ち、自分の心というものはある程度自分がコントロールすべきもので、自分が責任を持たなければならないものなんだなということに気づいていってほしいなということを思っています。

図工と掃除活動について

図工はもう釘打ちトントンと言っても釘打ちの単元ですね。ビー玉を転がして釘の間をガンガンと行くみたいなやつの作品作りです。これももう必要な工程と最終作品みたいなことを出して、もうあとは本当にただただ自分で組み立てながらやりましょうねみたいな。手順はお勧めの手順を示しますが、例えばなんだ絵の具で色をつけて絵を描いて乾いたらニスを塗って釘を打って発射台みたいな木の棒をボンドでくっつける「お手本」があるのでそれをくっつけて完成みたいな話ですけれども、まあまあ別にいいんですよ。ニス塗る前に釘打っちゃっても全然構わん。釘の間からニスを塗りゃいいだけの話で。とか発射台はいつつけるかも別に自分で考えればいいんですよ、という中でも本当に最終的に完成すればそれでいいので、もう本当にあんまり言うことないかな。

それを言い出すと本当に体育ももうただただ自分たちでチーム決めて準備運動して、鬼ごっこ的なボール運動からのゲームということですし、学活に関してももう学活をね、係活動と掃除のチームを同じにしているので、その中で一週間に一度自分たちの係活動と掃除の具合はどうかということを分析ですね。出来ているところの分析のプラスマイナス矢印を抜き出して、びっくりマークということが大事だとかいうものをノートに書き留めていくわけです。これ共有のノートで、黒板掃除ノートというのがあるんですよ。それはメンバーは変わるんですが、そこに一ヶ月交代ですけどね、一ヶ月でその新メンバーがそれを見て前のノートを引き継いで、びっくりマークを主に見てこういうことが大切だということを引き継ぎながら、次の掃除のやり方とかコツとかポイントみたいなことを抜き出して組み立てて整理していくという、まあもうQNKSですね。これをやって、でやれたら発表して「自分たちのチームはこういうことを反省点としてあげて、来週はこういう活動に取り組みたいと思います」みたいな感じで発表できたらおしまいという感じですね。全チーム発表を目指して頑張ろうみたいな感じでやっています。

という一日でございました。まあ何の変哲もないですが、はい何かとね、刺激になる何かがあれば幸いでございます。ではこの辺で終わりにしましょう。バイバイ。

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