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謎の石

前回の実家話の続き。

玄関の下駄箱の上にもモノが積み上がっていて、そこも片付けた。
父の農業用の帽子や手袋、何なのかわからない細いプラスチックの筒、
袋のままの野菜の種、誰のかわからないメガネケース、母の農業用の日よけ帽子が三つもあった。
そして極めつけは謎の「石」が二つ!!!

わたしはそこまで信仰深いわけではないが、謎の石がおいてあるはさすがにちょっと怖い。いつからあるのこれ!?


母に「この石何?」とおそる恐る恐るたずねると、
「掘りごたつの石臼が欠けたみたいで、こたつの灰のなかにあった。どうしたらいいのかわからなくて」と。

出処がわかってよかったです、はい。

石臼を見てみたけど、穴のようなもはもないし、欠けたような「気がする」箇所はたしかにあれど、使うのに支障はなさそうだし石が出てきてからもずっと使ってたから大丈夫でしょう。

それにしても「どうしたらいいのかわからない」かぁ。
とっておいても仕方ないのにね。母自身も「ボンドでくっつけるわけにもいかないもんネ」と言っていたけど捨てるという判断ができない。父の判断を待たないと何も出来なくなっちゃってるのかな。

父は入院時に認知の方がちょっと…と言われたらしいけど、母もあやしいな。調べたら色々出てきそうだ。

謎の石は庭に転がってる石たちに仲間入りです。

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