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社会人からの留学準備 (ロンドンデザイン留学Advent Calendar 2019, 12/2)

こんにちは。アドベントカレンダー2日目です。早くも日付的に間に合ってないです。2日目は社会人から留学準備をするにあたっての第一歩目についてです。

1日目でも書きましたが、私は社会人になったあとイギリスの院に留学しています。社会に出てから留学を考える理由やきっかけは人それぞれだと思いますが、学生時代から綽々と準備をしているのではなく、ある時から漠然と「いまの仕事が落ち着いたら留学準備始めようかなー。」と考え始める人は少なくないかと思います。そして大体の人は何もせずそこで止まってしまうのではないかなとも思います。

自分の場合、「デザイン留学したいなー(^ρ^)」と感じ始めた後、何から始めたら良いのか全くわかりませんでした。
しがない四大卒で留学経験者がいるようなコミュニティにも属さず、英語にも長いことまともに触れていない自分には、周りにそんなこと気軽に訊ける人間もほぼいませんでした。

使えるものを使いまくる

周りに留学経験者がいなくても話を訊く手段はあります。そこで私は手近なものから探り探り手を付けていきました。

似た先人のブログやSNSからコンタクトを取る
まず最初にやったのがこれでした。そもそも自分の場合、デザイン留学に興味をもったきっかけの一つは先人らのブログでした。(現在ひとりアドベントカレンダーを敢行しているのも彼らの影響が大きいです。)
ただ、境遇や目的の明確さがだいぶ異なっていたりもしていたので、あくまでそういう人もいるんだな、という参考情報をもらったくらいの感触でした。

留学エージェントの無料相談に行く
ぶっちゃけあまり期待はしていませんでしたが、無料だったので行きました。
この時はまだ計画についてぼんやりしていたこともあり、自分が気になってる学校名を述べても大して相手にしてもらえず、予め用意された斡旋先学校リストの中から紹介されたり短期留学的なものを見せられたと思います。
それでも留学情報を扱ってる方と話すだけで、自分がどうしたいのかだいぶ見えたと感じました。
なにより、このとき実際に自分で動き始めて、人に会い、それを話したことで、いよいよ留学する覚悟が決まったと思います

留学フェア的なイベントに参加する
毎年定期的に留学を考えてる人を対象としたイベントがやってます。こういったイベントに参加して話を聞いたり、自分の現状や考えを話してみるだけでも視界が多少クリアになると思います。

専門学校、予備校の説明会に参加する
他の分野は知りませんが、アートやデザイン系だと専門学校や芸大予備校などに留学専門コースがあったりします。がっつり準備をしたい方には向いてると思います。
また説明会に足を運べば、どの時期にどういった準備が必要になってくるのかも知れる機会になります。

結局、英語の基本5文型も完全に忘れ去り、デザインスキルもフォトショ・イラレをちょっとかじった程度の私の場合、じっくり準備しなければならないと感じ、専門に通いながら1年間準備することを決めました。

ただし、あくまで上で書いた機会は、自身の留学に対する考えや計画を明確にするために利用すれば良いと思います。自力で準備が可能だと感じたらその機関や団体に依存しなくてもいいですし、欠けてる部分をオンラインサービスや別の場所で補うことも可能です。

大切なことは、考えている段階から少しずつでも自分で動いてアウトプットしてみることだと思います。そこから自分の身で感じた感触が次に繋がっていくと思います。ここらへんは、後に専攻するデザインのリサーチプロセスの中でも少なからず活きていると自分では思います。また、留学先のいろんな場面で直面する手探り感にも似たものを感じます。

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