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社会人からの英語おさらいについて(ロンドンデザイン留学Advent Calendar 2019, 12/4)

アドベントカレンダー4日目です。昨日まで実地テストやら卒展用動画の撮り直しやら編集やらでだいぶ忙しかったですが、今日からしばらく落ち着くはず、、です。今回は3日目に続き英語ネタ。社会人になってからの英語復習方法について補足的な記事です。

「英語で英語を勉強する」メソッドについて

私が留学を決めてから退職するまでの数ヶ月間、少しでも英語力を取り戻そうと仕事前や終わりに教材を使って勉強していました。その時の勉強方法の基盤として参考にしたのは、ネットでよく紹介されている「英語で英語を勉強したほうがいい」的な手法でした。

人によって合う合わないがありますが、しばらくやってみた自身としてはこの方法については懐疑的です。3行以上の英文を読んだら睡魔が襲ってくるくらい英語に対する免疫力がなかった当時の自分にとって、英語の教材で英語を勉強するのは、かなりエネルギーとモチベーションを持っていかれました

文法の紹介順序や説明が日本の教材とは異なっていたりしますし、その説明を解読するのにまた一苦労。ネイティブの子供にとっては知ってて当たり前の単語でも日本人の英語学習者には馴染みのないものとかも出てきます(動物や虫の名前とか)。結局参考書2,3冊でギブアップしてメジャーな日本の参考書で勉強をし直しました。

続けられている状態を維持する

退職後に通った専門学校の英語教師が「英語力は筋肉と同じで使わないと衰える。英語学習は筋トレと同じ。続けないと意味ない。」と言っていたのをよく覚えてます。

電通大新入生に1時間/日の 英語学習を勧める根(kaji-lab.com)

これは電気通信大学 梶本先生の「電通大1年生に1日1時間の英語学習を勧める根拠」という資料です。ここでも学習方法よりも学習時間や続けることの重要さについて説明されています。

すでに出来上がっている学習基盤を活かす

英会話教室に熱心に通わされたとかでなければ、基本的に多くの日本人は中学から英語を本格的に勉強し始めます。私は既にそこで英語の学習方法に対する基盤が出来ていると思います。なので、無理に新しいものに手を出すより、若い頃に形成されているこの基盤を利用した方が効率が良いのではないかと感じてます

また、上の梶本先生の資料にもありますが受験生向けのコスパのいい参考書がたくさん揃っています。中古で格安で入手だってできます。

新しい手段に手を出すのは、基礎を拡張する方法として少し後から取り組んでいけば良いと思います。児童向けの英語本読んでみたり、オンライン英会話したり少しずつ実践を意識する感じです。
(ぶっちゃけネイティブから見て言い回しがおかしいとか発音が変とか、翻訳家目指してるとかでない留学のレベルだったらそこまで気にしなくていいと思います。英語も多様化してるし。)


おまけ : 使った参考書

正直相当前なのでどれをどんなふうに使ったかはあまり覚えてないですが、記憶に残ってるもの。

【基礎編

単語帳はDuoでも何でも良いと思います。私の場合はIELTSを受けることが決まっていたので、IELTS特化の単語帳を一番最初にある基本単語集から何十周もやりました。


【実践編

Penguin Readers (graded readers)
本家サイトには新しいものしか載ってない?みたいですが、古典文学や文化、科学を扱ったものなど様々あります。


(2020/02/20追記)デザイン関係だとプロダクトデザイナー柳宗理の論稿英訳本なんかもありました。



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