8/30(日)「冷やし書道」
1年ほど前からグラスに氷を入れて中の飲み物が冷えるのを待つ間の時間を生かして書道をしております。
グラスの氷が融けて「カラン」と音を立てた瞬間を「冷えた」としております。
通常の書道同様どんな字を書いてもかまいませんが、氷が融けるのを意識しすぎるあまり焦って雑に書くのはやめましょう。
心を落ち着かせ一筆一筆大事に取り組みましょう。
書いてる途中で氷が融けることがありますが、その時点で作品は完成するのです。
そんな刹那的な趣に溢れた全く新しい書道表現。
それが「氷減」なのです。
私は今日もテーブルに半紙と筆と硯を置き、氷の入ったグラスに自販機で購入しましたメガ700チェリオメロンを注ぎます。
異星人の血液を思わせる緑がコップを満たします。
「氷減」、開始です。
私はまず深呼吸をします。
いわばルーティンです。
そして硯に墨汁を垂らし、筆を墨汁に付けて、ゆっくりと書きます。
一画ごとに深呼吸します。
そしてまた筆に墨を付けて書く。
カララン。
終了です。
私はもっぱら「希望」を書くのですが、今日も「希」の上の部分の「メ」で完成しました。
部屋中「メ」ばかりで「目」が回ります(笑)
これまで最高は4画です。
「メ」の下に「ナ」が書いてあります。
それでも私は今後もあきら「メナ」いぞ(笑)
笑うとスッキリする(笑)