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雑談力が上がる話し方

こんにちは、ryomaです。

今回は50万部突破のベストセラーで、明治大学教授である斎藤孝さんの【雑談力が上がる話し方】という本をご紹介したいと思います。

私はかなり雑談が苦手で、いつも会話につまってしまいます。おそらく原因は、興味がないことに対してほとんどリアクションをしないからかと思っています。そんな私でも少しレベルアップできるかなと思って本書を手に取りました。

この本から学びたいこと

・雑談で気にすること
・仕事で使えそうなこと
・知識がなくてもできる雑談
・嫌な話題からの切り返し方法

この4つを学べたらと思って、読み進めていきました。

結論:雑談とは?を知ることで何気ない会話から、仕事の場でも役に立つ雑談方法が学べました。

本書を読んでいてとくに気になったところを3つ取り上げていきます。

雑談のルールを理解しよう

え?「雑談にルールがあるの?」私は最初に読んだ時にこう思いました。

ルールと意識しなくても、うまく話している人は無意識のうちにこのルールを守っているのではないでしょうか?

本書で紹介されているルールの中から3つ選んでみました。

①雑談は中身がないことに意味がある
②雑談に結論や反論はいらない
③雑談はサクッと切り上げる

①雑談は中身がないことに意味がある

雑談は気軽に話すことがメインなので、中身がこりすぎていると相手が話に入れなかったり「興味」をもってもらえなかったりと、継続させることに支障がでてきます。

②雑談に結論や反論はいらない

つまり◯◯だよね?みたいな結論づけてしまったり、反論してしまったりすると、その場で終わってしまったり重い雰囲気になってしまったりと雑談が継続しない状況ができてしまいます。

③雑談はサクッと切り上げる

急いでいるのに、いつまでも話してくる人っていませんか?そうです、私です。自分の好きな話題になっていたら『もっと話したい』と思いついつい話してしまいます。

時間を気にしてサクッと切り上げるようにすることで「また話したい」と思わせることが重要です。ご飯も満腹に食べるより、腹八分目のほうが『次が欲しくなる』こんなイメージではないでしょうか。

切り上げ方は「それでは」や「じゃあまた」などがサクッと切り上げられるワードです。

雑談のマナー

ルールの次はマナー?雑談てもっと軽いものでは?なんて思われた方もいるかもしれません。私も思いました。食事のマナーのように少し気にかけるだけで相手に不快な思いをさせずに済むかもしれません。

①相手の今見えるところを褒めよう
②相手の話に興味をもとう
③一問一答はNG

①相手の今見えるところを褒めよう

話題に困った時には、『今』見えている相手の少し変わっているところをほめてみましょう。変わっていると感じる部分=相手が拘っている部分である可能性が高いので、話題として役に立ちます。

②相手の話に興味をもとう

自分がわからない話題になったときに、冷めたリアクションは相手のモチベを下げる原因です。結果的に話がそこで終了してしまいます。少しリアクションを大きくしてもいいので、「興味」を頑張って持ちながら聞いてみましょう。

③一問一答はNG

相手に聞かれたことだけを答えていると、雑談は即終了となります。一問二答で答えて、相手にうまくパスを回しましょう。

相手との話す割合は8:2もしくは、7:3くらいを意識してパスを回しながら時間がなければサクッと切り上げることを意識することが上手な雑談への第一歩となります。

ビジネスに使える雑談

商談の席で使える雑談なども重要かと思いますが、まずは自社内で使える雑談を身につけていきましょう。しかしいきなりお客様相手や取引先の相手となるとハードルが高いです。

まずは社内の誰とでも話せることを目指してみてください。

誰とでも話せる人材は貴重な存在であり、一目置かれていることが多いです。

話しかけづらい人の中には、仕事ができるが気難しい人がいることが多く、職場のキーマンとなっていることがあります。

結果的に、周囲の人間が話したくないと感じている人に気軽に雑談ができるあなたは『みんながやりたくないこと』を勝手にできている状態となり一目置かれた存在へと近づきます。

まとめ

相手の話に興味を持ち、すぐに結論づけないで相手にパスを回すことで知識がなくても雑談が可能となります。必要な時にはその場を切り上げる『言葉』を持つことで、短い時間で効率よく成果を出せる雑談を身に付けることができるのではないでしょうか?

上司や先輩と余計な話はしたくないと思っている人は多いと思います。しかし上司たちはピラミッドの上にいるので、自分たちと同じ立場で同じ目線で話せる人が非常に少ないのです。

そうなったときに何気ない話を気軽にできる後輩を求めて、雑談や仕事の愚痴などを言いたいと思っています。雑談に付き合うことで、自分が何かお願いをしたい時に『話しやすい上司』となってくれる可能性がでてきますので、あなたも雑談力をあげてみませんか?









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