【原価率】はもう古い!これからは【付加価値率】を考える!その①《売上原価編》
いつも読んでいただきありがとうございますm(_ _)m周年事業経営コンサルタントのサイトウケンタロウです。
コロナで世界は変革しました。いずれ起こるこの変革がコロナにより早まっただけではあります。
コロナ禍で生き残る会社と、淘汰される会社の二極化が起こりそうです。
未だに
原価率は何%だ?
人件費率はどれだけか?
利益率はどれだけか?
という議論をしていませんか・・・?
よく見かけるのは、税理士さんなどから指摘されているケースです。
この売上なら原価率をここまで下げなければならない、人件費率をここまで下げる必要がある。このように言われて焦ります。
具体的には・・・
小売店なら100円で売れるものを一個あたり30円で仕入れることが出来るので、原価率は30%である。この原価をどうにかして落とす必要があるという考え方です。
強者と弱者の戦い方
上記の考え方で利益を得ようとするならば、結果的に仕入価格を下げるため大量購入などを検討し、薄利多売のモデルとなってしまいます。人を集めることができなくなった新しい世界での薄利多売のモデルはさらに淘汰されてきます。
薄利多売はコンペティターの一番強者が取る戦略でしかありません。その他の99%は弱者です。
強者であってもこのモデルが崩壊しそうな中
どのような事業が残りうるのかを考えてみましょう。
今後考えなければならないのは、
一個○○円で仕入れることが出来るものがいくらで売れるのか?
を追求し続けることです。
では、いくらで売るのか?
簡単に言えば、
他社が同じような商品で100円で売っているものを
うちの会社では200円で売ろう!
と考えるのが一番の近道です。
だいたいこの話をした場合、こう返ってきます。
『そんな値段なら高くて買う人がいないでしょう!』
それでは努力が足りません。
それは単なる横流し商売です。
付加価値を考える
上記のように言ってしまっていた方は、冷静に考え直してみましょう。
付加価値をどれだけつけるのか?
の努力を忘れてしまっていませんか?
『付加価値』は今までの大量生産でありふれたものを単に売るだけでは、つけることが出来ません。
人間ならではのサービスや価値をそこに付随させて行くことが重要です。
世界観が変わった今、本当に生き残れるのは付加価値があるかどうかということに気付きましょう。
訓練として
ありふれたその辺にある100円均一で売っているようなものを
1,000円で売るにはどうしたらよいか?
を考えてみてください。
きっといい訓練になると思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?