
『セールスコピー大全』がすごい。
とてもいい本に出会いました。
いろんな人・場所・サイトなどでおすすめされていた本、『セールスコピー大全』
やっと読みました。
私は読みたいな~と思ったらまず、ブクログに「読みたい」登録をします。
その後、もう一回その本に出会って読みたいって思ったら買うようにしています。
この本はすぐに2回出会ったのですが、なかなか購入に至りませんでした。
なぜなら、
kindle版でラインマーカーが引けなかった
書店でみたら想像以上に分厚かった
からです・・・。
積読本も大量にある中で読めるかな・・・と気が引けてしまいました。
読み終わった今、本当にもっと早く読めばよかった~と思っています!
ただ、本は読みたいと思った時がタイミング、とよく言うので、
私にとっては今だったんだろうな、と思うことにします。
この本を読んで、今自分が関わっている製品のアピールをもう一度考え直そうと思いました。
買ってくれるタイプを知る
タイプは3つに分類できます。
私の今の悩みの種の製品はターゲットタイプ③でした。
ターゲットタイプ③は、
ベネフィットに興味はあるけど、その商品を知らないターゲットです。
このタイプの人たちは、「何か良い方法ないかな?」「どうすればいいのだろう」という漠然とした悩みや欲求を抱えています。
ターゲットの購入意欲はかなり低く、売るのが難しいターゲット層ともいわれています。
私の悩みの種製品は
わかりにくい製品です。
「これまでにはない新しい商品やサービス」を売るケースがこちらに当てはまります。
ターゲットが、その商品の価値をまったく知らない場合、タイプ③を狙うことになります。
既存商品を新しいマーケットへ売り込むときも、このケースに当てはまります。
このように人と、製品と両面をみて、ターゲットタイプを分析していきます。
その際に、この人はどういう生活をしていて、どういうことに興味を持っているのか、考えていきます。
ペルソナを立てて、分析をしていきましょうと良く言われます。
ペルソナをつくるときに、みなさんはどういった項目を設定しますか?
私はその項目が少なかったな、とこの本を読んで反省しました・・・。
名前、年齢、性別、居住地、職業、役職、年収、貯蓄額、趣味、興味関心、悩み、欲求、家族構成、交友や交際などの人間関係、生活パターン、価値観、性格、口癖など
口癖とか、考えたことがなかったです・・・。
細かければ細かいほど、精度があがるのでこの項目を参考に、もう一度考え直そうと思いました。
そしてこのターゲットタイプ③を狙う場合に特に気を付けないといけないか
それは
「商品名を語らないこと」
だそうです。
つい営業としては商品名を言って刷り込みたいところですが、特に我慢しないといけないです。反省。
「売りにくい商品」を売る コトバの作り方
第5章の章題ですが、こちらももうセールスコピーって感じでいいな~と思いました。つい気になっちゃいました。なになに?おしえて~~って。
タイプ③は母数が多いため、訴求作りに成功すると、大きな売上を生むことがあります。
ターゲットタイプ③は当たれば大きいターゲット層
どれだけ売りにくい商品でも、必ずその特徴やメリット、価値を強く求めるターゲットがいるものです。
その人たちを見つけてきて、最高のベネフィットを提案できれば、結果は大きく変わります。
いると信じて層を探す
これがどれだけ大事か。
あきらめないこと。諦めたらそこで試合終了ですよ!!
売上が2倍変わる「キャッチコピー」
キャッチコピーは広告文章で何よりも重要です。
たった数行のキャッチコピーで売上が大きく変わります。
売上が2倍以上変わることもあるそうです。
2倍ですよ、2倍。
2倍にならないかな~~~(自分でするんだよ~)
キャッチコピーを考えろって言われたら、どうやって考えますか?
うーーーんって悩んで1つ作る?2つ?3つ?
少なくとも30個は考えてください。
30個ですよ!30個~~~~!
まず30個もアイデアを考えることでパンクしてしまいそうです。
その30ができたら、数日放置して見直すことも重要です。
その中でもいいものを2つ選んで、広告テストをするのが一般的だそうです。
最初から2、3個でテストをするのではなく、30個の中から選ばれぬかれた2つをテストする、やってみたいとおもって今取り組んでいるのですが、30個出すことが大変です!
そうなると、リサーチが足りないんだな、という感じです。
この本ではリサーチに明確な方法論はないとしながらも、コツや注意事項がかかれていました。気になる人は86ページくらいからその話をしているので、見てみて下さい。私は勉強になりましたし、商談前のリサーチにも使えるなと思いました。
リサーチを終えたら、この3つの質問をします。
なぜ、その商品が必要なの?
なぜ、その商品じゃないとダメなの?
なぜ、今すぐ買った方がいいの?
1分以内にスラスラ回答できなければリサーチ不足。
なぜ、回答できないかを考えましょう。それこそが、本当に知るべき情報
これは商談前に本当に準備完了したか?確認するときにも使おうと思います。
科学的に売れるコピーを導く「広告テスト法」
セールスコピーは科学
そんな認識もあんまりありませんでした。
どちらかというと文系のイメージ。
正しくテストに取り組むことで、より売れるコピーへたどり着けます。
テストをしない広告はギャンブル
勘や予測だけに頼ったコピーライティングは、臨床試験をやっていない新薬を飲むくらい危険
めちゃくちゃテストって大事なんですね。
改めてテスト、正しくできているか、見直そうと思いました。
また、いくらいいコピーだと思っていても、正解は私たち考える側ではありません。
正解はお客様の反応、ということを忘れないでいたいです。
読みやすくなる「レイアウトと装飾」
レイアウトと装飾の違いがなにか、パッと説明できますか?
私はできなかったです。
んーー、配置とデコ?みたいな。お恥ずかしい。
・レイアウトとは?
「情報を配列」すること。よりよいレスポンスを得るために、キャッチコ
ピー、画像、リードコピー、ボディコピーなどの広告要素を、効果的に
配列する。
・装飾とは
「飾る」こと。見栄えのイメージが強い言葉ですが、セールスコピーの場
合、広告のレスポンスを高めるために装飾を施します。
装飾は悪なのかといわれるとそうではない、みたいです。
イメージとしては、レイアウトが必要で、装飾は不要!みたいなイメージでしたが、どちらも必要。
読みやすくする方法①「KISSを忘れない」
読みやすさとは何か?それは"シンプル"であること。
”Keep It Simple Stupid"(シンプルにしなさい)
頭文字を取って「KISS」と呼ばれますが、重要な考え方です。
読みやすいデザインは、常にシンプル。
シンプルに、もっとシンプルになるよう心がけましょう。
セールスコピーには国語的なルールは不要
セールスコピーには国語的なルールは気にしなくて問題ない。
これは目から鱗でした。
広告で最優先すべきは、読みやすさを高めること
読みやすさを高める=国語的にしっかりした文章ではない、ということ。
確かに文法だったり句読点の位置だったり、正しいものと読みやすい文法は必ずしも一致しない。
国語的にちゃんとしなきゃと思ってしまう節があるので、
あらためて「読みやすさ=国語的に完璧とは限らない」を文字で見て、そうだよね・・・とハッとさせられました。
また、改行のタイミングももっと細かめでもいいかもしれないって思いました。
目安は3~4行で改行、とのこと。
国語的な段落とまたちがうので私は認識を改めないといけないと思いました!
「キャプション」で引き込む
キャプションとは、画像の下に入れるテキストのこと。

キャプションはかなりの確立で読まれます。
読んでしまいます。私も。
そこで、キャプションには
画像を説明するコピーを書くのではなく、広告本文に引きずり込むコピーを書いてください。
本書の画像もついキャプションを読んでしまいました。
画像で注意を掴み、キャプションを読んで、さらにその先が知りたくなる流れが必要です。
1つの心理効果にまどわされない
本書では心理効果についても多数紹介されています。
よく聞くものから、初めて聞くものもありました。
CMなんかを見てどんな効果をつかっているのかな?と考えるようになってきました。
1つの目立つ心理的効果だけでなく、複数の効果がないか探してみましょう。
心理的効果は1つだけではなく、複数が同時に働くケースが多いそうです。
1つみつかったから終わり!ではなく、2つ目、3つ目がないか、探すクセを付けたいと思っています。
これから私がやること。
とっても素敵な本に出会ったと思います。
読んで終わり!にせず、この本を辞書のように使いながらセールスコピーを考えていきたいと思っています。
100ページくらいメモをとったなかからとっておきの超心にのこった部分のみピックアップして今回記事にしました。
読んでいただきありがとうございます。
少しでも魅力が伝わったらウレシイです。
これは人によっておっ!と思う部分が違うと思います。
マーケティング関係のお仕事じゃなくてもおっ!と思う部分があると思うのでぜひ読んでみてほしいです。
また素敵な本にであったら記事にしたいと思います。
セールスコピー大全はじめ、読んだ本全部、ブクログでは感想を書いています。
ブクログもぜひのぞいていただけたら嬉しいです!
ブクログID: ryu1ryu10takaran
PS
カバー画像つくってみました。いかがでしょうか~?