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〔#2〕黄昏てマイルーム
『凪のお暇』や『珈琲いかがでしょう』などのヒット作を生み出すコナリミサト先生の爽快DIYマンガ…!
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都内で働くキコちゃんは、仕事から帰ると部屋ががらんどうに…。
同棲していた元彼に家具一式持っていかれ、空っぽの部屋で生活をすべくDIYを始めることに。
初心者で要領は悪いが、不器用ながら作るモノたちに次第に愛着が湧いていき、DIYの楽しさに目覚め、何もない部屋を自分色に染めていく。
キコちゃんの再生物語です。
キコちゃんの行動力は学生時代を思い出します。
あの頃の無鉄砲さは今となってはどこかに置いてきてしまいましたが。
社会人となると社会に揉まれ、何のために生きているのか見失いそうになり、プライベートも疎かにしてしまいがちですが、キコちゃんみたく好きなことに没頭できたら一日一日を大切に生きられるのだろうなと思います。
自分のご機嫌を取るのが上手いキコちゃんが羨ましく、眩しいです。
本を読んでいて初めて胃もたれをしたというか。
例えば好きなものをたらふく平らげたあと気分が悪くなると、「あぁ、あんなに食べ過ぎなきゃよかった」と地味に後悔したことがある方も少なくないと思うのですが、その気分の悪さは大好きなものを取り込みすぎた故のものであって。
私は胃もたれを、しばしば幸福の海に溺れたと思っています。笑
自分の行いを自分の納得する形で肯定してあげられるのは自分だけだから。
コナリミサト先生の作品は、他所はよそ、うちはウチの精神で生きてもいいんだよと主人公の成長を通して教えてくれる作品ばかりです。
読んだら確実に、行動を起こさずにはいられなくなる。
キコちゃんがDIYを楽しむ姿を見るのと、自分で探し出した答えを信じて突き進む姿を見たくなって定期的に読み返します。
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DIYグッズが散らばっててかわいいです(右)
読んでいただきありがとうございます☺︎
私の読書体験が誰かの行動のきっかけになるといいなと思います。
(よかったらつぶやきであとがきも書いているので読んでいただけたら嬉しいです☺︎)
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