久々に、声出して泣いた。


最近、色々うまくいかないことが重なっていたところに、理不尽な人の怒りのエネルギーに当てられて、久しぶりにものすごくムカつくことがあった。

もんのすごくムカついたから、とりあえずその怒りの感情だけぶつぶつぶつぶつ吐き出して、でもグチグチした自分も嫌だし、変に「いい人」な自分が顔を出して、「向こうにも向こうなりの言い分があるんだろうから」とか、変にデキる人ぶって考えてみたりしても、それもまた何か違うなとか思いながら、結局、そういう嫌な体験は、全部笑いに転化するのが一番と考えて着地した。
変にものわかりのいい人にならなくたっていいんだ。
最後に笑えたら、それでいい。

それで、久しぶりに、私の心のバイブルの「よしものばなな」作品を読み漁ったり、最近聴いてなかった大好きなアーティストの音楽とか聴いて、一緒に歌ったりなんかして過ごした。

そのアルバムの中で、大好きなバラードがあって、それを聴くといつも、心がぎゅっとして涙が出そうになるんだけど、それが、あまりにその時は体の、心の中に染み渡りすぎて、ものすごく泣けてきて。

その時、思った。

「あれ?私、今、泣きたいのかも」
そういえば最近泣いてなかったな。
そう思って、なんとなくあるストッパーを外してみたら、昨日あまりの怒りに叫び出したかったのを我慢した反動もあってか(笑)、久々に声出して泣いた。

あーーーーーすっっごいムカついたんだ、私は傷ついたんだ、悲しかったんだ、バーカって言いたかったんだ、くやしかったんだ、情けなかったんだ、寂しかったんだ、むなしかったんだ

最近心の中に積もってたであろう、ありとあらゆる暗い感情が、全部流れ出てきた気がした。

そして、ほんの少しの時間だったけど、声出して泣いたら、びっくりするくらいスッキリした。

あーーーーーー
やっぱり、声を出すって、こんなにも自分を癒してくれるんだ。
いい音楽って、こんなにも人の感情に寄り添ってくれるんだ。
私も少しでも、そんな歌が歌えるようになりたいなと、改めて感じたのであった。

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