これから買い換えるなら二槽式洗濯機にしたい
こんな記事を見つけました。
福岡県宗像市の時島、62世帯の協力で3ヶ月間、合成洗剤使用をやめてみるのだそう。シャボン玉石けんって、福岡に本社があるんですね。島という地理的に独立した場所をいかして、こういうことに島全体で取り組めるってすごいことだなと思う。どんな結果が出るのか、それによって社会の仕組みや考え方にどれくらいインパクトを与えられるか、期待したいです。
我が家も洗濯洗剤は、自然に還る石けんを使っています。具体的には、シャボン玉石けんの「純植物性スノール」。ドラッグストアには青いパッケージのしか売っていないけど、こちらは黄緑のパッケージの方で、ネットでまとめ買いしてストックしています。もう4年くらいになるでしょうか。友の会に入るとちょっと安く買えるようなので、入会も検討しようかな(笑)
近くの島に、この石けんを使って衣類を洗っているクリーニング屋さんがあったのですが、その方に洗濯講座で教えてもらったのをずっと続けています。こちらの本でも同じような内容を学べるのでおすすめです!
教わったのは、「落としたい汚れの種類と、それを落とす方法を知ること」の大切さ。非常にシンプルですが、それに尽きます。日常的な衣類の汚れは、汗や皮脂などの酸性の汚れ。石けんはアルカリ性なので、きちんと使えば十分落とすことが可能です。きちんと、というのは、お湯を使ってしっかり溶かして使うこと。
我が家では、縦型洗濯機を使っていて、外置きなので、水道からは水しか出ません。近くの台所でバケツに洗剤と熱湯を入れて溶かしてから洗濯機に入れ、泡立ったのを確認してから衣類を投入する、というやり方をしていました。濯ぎの段階でクエン酸を入れて(柔軟剤のところに入れておく)、石けんが残るのを防いでいます。ちょっと面倒だけど、洗濯後の洗い上がりの満足度が全然違うので、この方法に慣れて、当たり前にやってきました。
とはいえ、洗濯の仕組みがわかったら、全自動洗濯機がとても使いづらく不便なものに思えて仕方がないのです。洗いだけ、濯ぎだけ、脱水だけ、ということができないし、途中で水量を足したりすることもできないし。洗濯物を入れないと始まらないし、ロックがかかると途中で止めることもできないし。
この度、自宅を大幅に改装することになって、洗濯機も晴れて家の中に置けるようになり、お湯も使えるようになるので、二槽式洗濯機にしたいなあという思いが募っています。今、仮住まいをしている祖父母の家にあった二槽式洗濯機を使い始めたら、その使い勝手の良さが素晴らしくって。ちょっとの量でも気がついた時に洗える手軽さも良くて、以前にも増して洗濯が好きになってきている自分がいます。
ただちょっと面倒なのが、洗いが終わったら、手動で排水、給水をして濯ぎをしなくてはならないこと。濯ぎから脱水槽に移す手間くらいはいいかなと思うけど(脱水は3分あれば十分なので、そのまま待って干せばいい)、ずっとつきっきりにならなきゃいけないのは、ちょっとしんどい。今は比較的時間に余裕があるからいいけれど。
ということでいろいろ調べてみると、一つだけ洗いから濯ぎまで自動でやってくれる二槽式洗濯機が出ているみたい。ぜひともこれを!と思っています。
洗濯で学んだことは、掃除にも活かされていて、粉石けん・重曹・クエン酸・酸素系漂白剤があれば、大体のことはできるということがわかってきました。いろんな種類の洗剤を持たなくてもいいというのも気にいってます。
できれば、食器洗いの洗剤やシャンプー、リンスなども、これらを使ってできるならばやりたいけれど、なかなか良いやり方が見つけられていません。自然環境にもやさしくて、自分たちの体にも良いので、結構合理的なのではないかと思ってます。
やってみて良かったやり方があれば、ぜひ教えてください。
お互いにシェアしながら、心地いい生活ができたらいいですよね。