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ゆで卵、ふたたびみたび
おっさんの雑飯0132
米無し生活64日経過。
過日、
冷蔵庫におでん種が補充されまして。
これは伴侶からの無言の依頼なのであります。
となれば、
おでんを作らねばなりませぬ。
瞬時に蘇るあの悪夢。
おでんを作る。
それすなわち、奴に挑まねばならぬということ。
今回、
コメントいただいた皆様のご意見と自分なりに調べたものと、以下の内容に留意し2回に分けて調理。
新鮮すぎる卵は避ける
100均で購入した穴をあける道具を使用
卵を投下してしばらくは放置せずちょこちょこ転がす
加熱後は氷水で充分に冷やす
殻は罅を入れた箇所に流水をあてながら、もしくは水に漬けて剥く
で、まずは1回目。
たっぷりのお湯で茹でる。
結果、
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おおお!?
やった!!
思わず声が出ましたなあ。
久方ぶりに艶やかな肌のゆで卵を拝むことが叶った。
ゆで卵の神よ、感謝致しまする。
いや、そんな神いるかどうかは知らんですが。
たっぷりのお湯だと、沸騰で生じる気泡のおかげで勝手に卵が踊る。
なので、転がさなくても大丈夫なのかも?
どうも失敗の大きな要因が卵を動かさなかったことにあるっぽい。
動かさない場合、黄身が片寄る。
そのため厚みの乏しい白身の部分が生まれる。
その側の薄皮が上手く剥がれずへばりつく。
失敗したものはほぼ同じ状態だったのですな。
ま、
別に研究者ではありませぬゆえ正解かどうかは興味なし。
続いて2回目。
水少なめ、茹でるというより蒸す。
結果、
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ふおお!?
いける!!これでもいけるぞ!!
思わず声が出ましたなあ。
この方法では卵は踊ってくれませぬ。
ゆえに度々鍋を傾け、卵を優しく転がして差し上げました。
殻を剥く時、どちらもびびり散らかしながら阿保かと思うほど慎重にやってみたのですが、杞憂でしたな。
つるりと剥けて拍子抜け、からの大歓喜。
いやあ、うれしかったなあ。
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おでんの中のゆで卵、輝いて見えるぜ。
さらに追加の3回目。
2回目と同じく水少なめで。
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ちなみに⇧これぐらいの量でございます。
で、
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味付け後で申し訳ありませぬが、こんな感じ。
とりあえず3回とも成功ってことでいいのでしょうかね。
極まってくると
こんな凄い方も。
ただ、空焚きで鍋が傷むの怖い、ゆえに真似できませぬな。
惨敗回でコメントを寄せてくださった皆様、本当にありがとうございます。
これで一歩、ゆで卵を上手に作れるおっさんに近付けた気がしまする。
しかしまだまだ先は長い。
成功率を上げつつ、仕上がりの硬軟を自在に操るようになるとこまでいけばそこそこ自信を得られることでしょう。
気を抜かず、さりとて気負いもせず、精進精進。
それではまた次回。
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