cherish the moment
よく言い方ばかりに注目しがちだけれど、
これって実際は受け取り方の問題の話な気がした。
今の受け取り方は、過去によって作られたもの。
人それぞれ過去は違って当たり前、
だから受け取り方も違って当たり前。
冗談だって、笑い事だって、真剣な話だって、
相手と自分ではどこまで捉えているのか分からない。
良かれと思ったことがひょんに悪く転がったり
無意識に相手の傷口に触ろうとしていたり
気付かないからこそ、何かと相手を知らなければならないことがたくさんある。
こんな言い方しかできないといったことも、
こうしか受け取れないという叫びなのかもしれない。
人はこうやって何度も何度も話し合うのだろう。
自分という生き物を知ってもらうように。
誰だって自分を認めてほしいし、求められたい。
イヤなことだってたくさんあるよ?でもさ、って
そういう心のやり取りがあるから私たちは人間なんだ。
強い当たりの裏には、大切にしたいものがある。
もしくは無意識の防衛反応かもしれないし、
こうありたい、そうあって欲しいという願いかもしれない。
感情は複雑だ。
簡単に投げられた言葉だけを全てにしてほしくない。
黒く濁りそうな心を必死で溶かそうとする。
心を開くことよりも先に、安心していられる場所。
ただただ、そこにある安心感を抱きしめていたい。