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雑記

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ゆるめの雑記(つぶやき)です。ただの日記や映画や演劇や美術や音楽など(映画がほとんど)
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記事一覧

日野浩志郎・池田昇太郎「歌と逆に。歌に。」へ行く。大阪の詩人、小野十三郎が気になってもいたから。まあ、観応え(聞き応え)はあった。客層含めおしゃれでかっこよく、自分の知っている大阪の街のかっこよさは特に感じない。だからこそ無性に街を歩きたくなった。街の方が面白くなってしまった。

Mitamura Keiji
3か月前

なぜこんなに忙しいのか、単に要領が悪いのか。息抜きしたくなりファースト・カウを見たが実に滋味深い。ケリー・ライカートは今後もチェックしたい。新世界国際劇場は凄い。上映中徘徊するおっさん。ほんのり煙草臭いトイレ臭い。暗いシーンは本当に暗くほぼ何も見えないが1000円なのでよしとする

Mitamura Keiji
7か月前

武本拓也「庭の話し」、コンセプトは成程、方向性も了解。で出てきた物はこういう感じのやつねを超えないそれなりにまとまった小綺麗なもの、これで面白ければ大したものだった。まあ十分最後まで観られる・いられる。そしてこれに大層言葉を尽くしてレコメンする共同体がある。すごい業界だと思うなど

Mitamura Keiji
8か月前

映画「王国(あるいはその家について)」

 なるほど、これは確かに一種の「発明」だと思ったし、この完全版の長尺(150分)は必要なも…

Mitamura Keiji
9か月前
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去年見逃した「花腐し」やってるやん、と見に行く。実は荒井晴彦の映画は初めてやった。ノスタル爺いの足掻いてる様見てるみたいな、と思ったけどむしろそれを見たくて行ったんでしょう自分は、と。いい映画やった、過去はいつも美しいという。これを見てる間だけ、やめた煙草をまた喫みたくなった。

Mitamura Keiji
10か月前

特に印象に残ったもの2023

久々にまとめてみようと思う。 ■観たもの ・深瀬昌久 1961–1991 レトロスペクティブ (この…

Mitamura Keiji
10か月前
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Ambient Kyoto、おしゃれな若者が多かったなあ。京都中央信用金庫 旧厚生センターは夢中夢が飛び抜けてよかった。京都新聞ビル地下1階の方は、こんな場所があったのか、という点だけで、もう…

牛腸茂雄写真展 「“生きている”ということの証」へ滑り込む。写真に疎くてもモノクロ写真群が言うまでもなく傑作なことは知っている。個人的に驚いたのは初見の「見慣れた街の中で」のカラー写真群だった。どのように居てどこからどう撮ったのか。今まさに自分がその「街」にいる錯覚すら覚えた。

Mitamura Keiji
11か月前

「私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター」、デプレシャンの作品、映画館で見るのは実は初めてかも。常軌を逸した憎み合い・いがみ合いをする姉弟の話なんだが、なんか…了解できるのだ、「説明」、これ以上いらんだろう、思いの外よかった。起こる出来事を思わず我が身に引き付けて見たからだろうか。

映画「月」

※若干ネタバレあり (noteのつぶやきに分量が収まらないのでこちらに)  石井裕也「月」に…

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わぁ!とテンション上がり小一時間ディグった。渡部直己の不敬文学論序説(文庫)を見つけたので買おうと値段を見たら1500円、予算オーバーで諦めた。絶版本だったの知らなかった。

一念発起して長距離移動して太陽劇団を観た。あの政治における善悪がはっきりしてる感じとか良くも悪くも古き良き昔の左翼というかリベラルの人が作ったやつの感じだなあ〜と思うなど。あのコレジャナイ日本感は今や一歩間違えば文化の盗用呼ばわりかもしれないが、あの出鱈目なおおらかさは楽しめた。

片松葉でキタカガヤフリー2023オータム&アジアブックマーケットに。こんなにビール売りにくい客は初めてと苦笑いされる。富士日記上巻購う。大阪AC時代の上司?Nさんに焼鯖中華粥を奢ってもらいスーパースタジオ北加賀屋に同行しフィリピンから滞在制作中のアーティストのお話を聞いた一日。

「マリア・ブラウンの結婚」、言うまでもなく傑作でやっと見られて感無量。クラシックな佇まいだけど古くない、劇中の台詞じゃないがようやく現実が作品に追いついてきた感もあったりする。ファスビンダーの戯曲やってみたいなあ。読んだことないけど…