「コロナ黙示録COVID-19APOCALYPSE/海堂尊著」ビブリオエッセー
《煙のないところに小説は生まれない、か》
この本の初版は2020年7月です。
コロナが囁き始めてからたった6ヶ月で出版されています。
しかも、かなりの取材をしないと浮かび上がらない内容でしょう。
小説だから、どれだけが真実でどのくらいの装飾がされているかはわかりません。
まして、チームバチスタの舞台、登場人物にはめこんでいるのだから、フィクションに間違いありません。
チームバチスタの登場人物を消して、病院名をA病院とかB病院とかにして、実在の人物に当てはまる人を実名に置き換えれば、かなり真実に逼迫すると思うのです。
しかし、しかし、しかし、政治家とは
なんて馬鹿ばかりなんだろうと思ってしまうのは身の程知らずでしょうか。
どこまで私利私欲に走ればいいんだろう。
税金でお金持ちになるのはやめてほしいし、税金で豪遊するのもどうかと思います。
ふと、「せごどん」で見た明治新政府の方々の贅沢な暮らしを思い出してしまった。
あなた方のお金を私たちがいただいているわけではありません。
私たちがお金を出し合って、あなた方に働いてもらっているのです。
株式会社ニッポンの株主は投資している国民です。
海堂尊様、まだまだ何も解決していません。
是非、続きを読ませてくださいませ。
一冊の小説が、ニュースを面白くしてくれます。
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