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「金儲けのレシピ/実業家bot著」ビブリオエッセー

《刺激的なタイトルで‥》

金儲け!って。
少々柔らかい「稼ぐ」という単語だって躊躇するのに。

まるで◯ロ本を買う男子みたいに、三冊の下にしてレジに向かう。
さらに、カフェで読みたかったからカバーまでかけてもらう(いつもはかけない)。
何が書いてあるんだろうと、今回ばかりはワクワクじゃなくドキドキした。

「ベンチャーを興すとき、商売を始めるとき、あなたが大富豪の息子でもない限り、基本はほぼゼロという状態からスタートする。」
「自分が詳しくないビジネスはダメ」
「自分がよく知っていること」
「自分がこの商品を欲しいから作る」

わたしがこの本から、なるほどな、やっぱりなと思ったのはこれ。
読者ターゲットを消費者にした時のタイトルは
「それ、めくらましにあっていませんか?」
あたりがいいかもしれない。

大◯デパートのショップで買った服が、タグを変え、販売メーカーを変えて田舎のスーパーの衣料品コーナーにあったりする。
どう見ても同じ物だが、ゼロが1個違ったりする。
人は、物の価値をその物だけで判断しない。
自分が勝手に持っているステータス意識が左右している。
たしかに、簡単に目眩しに遭ってしまうのは不思議でない。目眩しに遭うのは必然かもしれない。

さて、目眩しをやってまで金儲けをしても、夢見が良さそうにない私は、地に足をつけて飛びたい。おっ、これなら地球ごと飛ばなければ。

先に抜粋した文章はなるほどなと思う。
使わせてもらうと
「自分がよくわかっていること、または、自分が欲しいと思う商品を作ることで、ほぼ資金無しの状態から始めることができる。」
となる。

一人わらしべ長者起業とでも名付けようか。
私が22歳から続けてきたことは、まさに「一人わらしべ長者起業」に他ならない。
今もこれからも、一人わらしべ長者の道は続きます。緩やかでも右肩上がりでいきたいところだ。

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