「言葉の力を高めると、夢はかなう/渡邊康弘著」
《ありがとう》
ふっと、顔がこわばっているときに、声に出さずに《ありがとう》と言ってみる。
1回、2回、3回
言う度に口角が上がる。
声に出していえば、効果はもっと上がる。
でも、いつでも声に出せる訳じゃないから、声を出さないバージョンを考えた。
潜在意識にいい言葉をどんどん押し込んで、先にインプットしてしまった悪い言葉を追い出してしまえ。
そうしたら、潜在意識から投げられる言葉はいい言葉だらけになるはず。
頭の中で思ったことは、すぐさま忘れてしまう。
しっかりと言葉にして、書き留める。
こうなりたい、あーなりたい、こんなことしたい、あんなことしたい
小さな事も、大きな事も、ちゃんと書き留めて、さらに小さく小さく因数分解。そして、今すぐに始める。
言葉にすれば忘れない。
言葉にすれば続けられる。
誰かの叡智を書き留める必要はない。
誰かの叡智の自分がやれそうな事だけを書き留める。
もっと大切なのは、誰かの叡智に触れて、閃いた自分の考えを書き留める。
潜在意識が渡してくれる大切な言葉こそが、書き留めるもの。