『「やりたいこと」が見つかる 時間編集術/長倉顕太著』ビブリオエッセー
《時間の余白が大切な時代》
がむしゃらに限界にチャレンジしてみた2019年。
コロナスタートと家族の不幸が重なって、必然的に自粛に入った2020年2月末。
ちょうど、がむしゃらにやる限界にちょっと凹んでもいたから、静と動のメリハリをつけてみようと2ヶ月遅れで新しい課題にした。
2019年1年間に読んだ本はなんとたったの37冊。
引きこもる時間を作った2020年は167冊読めた。
必要なくなった移動時間、準備時間を全て読書に当てられたし、読書はなれればどんどん読むスピードが速くなる。
かなりにぶちんになっていて、真剣に認知症を疑ったぐらいだったのが、すっきりとこうして文章を書いていてもスラスラと言葉が浮かぶようになった。
そして、時間にゆとりがあるから、前倒しで仕事をしたり、突然のオーダーにも答えることができるし、新しい企画も思いついて実行してみる余裕もある。
結果、この2年の売り上げはほぼ同じだった。
今年は、さらに引きこもろうかと。引きこもり営業で前年比何%の売り上げを出せるか。
コロナの影響は今年の方が大変だとよく聞くので、じたばたせずに実験3年目にすると決めた。
そんな2021年は1月だけで41冊の本を読んだ。
そして、途中からは読んだ全ての本からビブリオエッセーを書いてnoteにアップすることにした。
それは、夢への一歩だ。
時代は変わる。
私たちの時代の就職したい企業は今はなかったり、合併吸収で名前が残ってなかったり、なりたい職業だってもう無くなっていたりする。
だから、「夢」は変わっていい。時代に合わせて、自分に合わせて変えればいい。
が、行き先が分からないよりは、とりあえずの行き先がわかった方が進みやすいし、楽しみようもある。
クリエイティブな時代。
ゆとりからしか新しい発想は生まれない。
そういえば、41年前の大学1年の講義のテキストが「余暇のすすめ」だったな。
*『「やりたいこと」が見つかる 時間編集術』長倉顕太著 を読んでのビブリオエッセー
《時間の余白が大事な時代》