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パリジェンヌに憧れパリへ。でもプラマイゼロだったかも【前田家の世界一周】
ヨルダン旅を終え、憧れの街、第2弾のパリへ向かいます!
パリへ出発の1日前。
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お客様へ
2024年5月25日に予定されていたアンマン発パリ行きのフライトTO4301が、全国的な航空交通管制のストライキのため、キャンセルとなりましたことをお知らせいたします。
お客様にご提供できる解決策については、以下のリンクからご確認いただけます。リンクの有効期間は72時間です。
よろしくお願い申し上げます。
なんだって。まるでヨーロッパらしいことが起こってしまいました。管制塔もストライキってするんだ!?管制塔がストライキだと、航空会社を変えるだけでは回避できません。到着する空港を変えないといけません。
幸いなことにパリには2つの空港があります。シャルル・ド・ゴール空港(Aéroport Charles de Gaulle、CDG)と、オルリー空港(Aéroport de Paris-Orly、ORY)です。今回のストライキ対象は、オルリー空港でした。
急いで別の便を探しました。そもそもシャルル・ド・ゴール空港行きは、オルリー空港行きと比較して高い傾向があります。キャンセルメールが来てから1時間もしないうちに便を探しましたが、その時すでに安い便でも15万ほど。でも、行く以外の選択肢はなかったので、トルコ航空の15万の便を購入しました。たけえ!!!
時間との戦いを経て、無事、チケットを確保できました。戦いの後に、残っているチケットの価格を見てみると、40万円台まで跳ね上がっていました。
この経験から得た学びは、①こういうこともあり得るから、出発日前には細かくメールをチェックすること。②キャンセルの連絡が来たら、可及的速やかに別の便を確保すること。
パリに着く前にトラブルに見舞われつつ、アンマンを飛び立つことになりました。
アンマンからパリへ
アンマンを出発したのは、5月25日。この日はちょうど、ヨルダンの独立記念日でした。
独立記念日だったからかもしれませんが、セキュリティチェックは厳し目に行われていたようで、夫と沼さん2人とも手荷物を再チェックされていました。ただ祝日だからか、空港自体は空いていました。
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アンマン→イスタンブール→パリのルートで向かいます。トルコに入国するのは2024年夏の後半になりそうですが、空港だけ先に見学。ビッグ空港で、端から端まで歩くと10分以上かかるくらい。ラグジュアリーショップも多数並び、半日は余裕で時間が潰せるような空港でした。
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ちょうど、パリ行きの搭乗口と、成田行きの搭乗口が隣同士にありました。うっかり成田行きに乗っちゃいたい気持ちを堪え、パリ行きへ。日本に戻ったら、1番最初に何を食べようかな〜って何回目に考えただろうか。
シャルル・ド・ゴール空港に着いたのは18時頃でした。
パリの滞在先
当たり前かもしれませんが、パリの宿はめっっっちゃ高い。びっくりした。パリ市内に近ければ近いほど高いので、遠くへ、遠くへ行った結果、東京と千葉県の柏市くらい離れた「アルジャントゥイユ」という街で宿泊していました。パリ市内に行くまで1時間の距離です。
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滞在したのは3人で余裕で泊まれるアパートスタイルのAirbnbです。
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3人で宿泊費を割った影響もありますが、1人、1泊につき5000円ちょっとで費用を抑えることができました。
パリ市内へ毎日出かけて観光するのは、正直しんどかったですが、パリの公共交通は優れています。時間はかかるけど、宿代を少しでも抑えたい場合は、かなりおすすめです。
パリの交通事情
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パリでは、RER(近隣の地区とパリ市内を繋ぐ電車)、Metro(地下鉄)、トラム、電車、バスが存在していました。
そして、これらの交通機関の運賃は、ゾーンで計算されています。ヨーロッパでよく聞きますよね、「ゾーン」。
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私たちが滞在していたアルジャントゥイユはゾーン4でした。空港やディズニーランド・パリへ行く予定もあったので、基本的にはゾーン間全てを移動できるチケットを購入する必要がありました。
1回券、1日券、などいろんな種類のチケットがありましたが、私たちは1週間ほど滞在する予定でしたので、全てのゾーンを行き来できて、全ての交通手段が使えるNavigo Weekly Passを購入することにしました。
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「Île-de-France Mobilités」のアプリでチケットを購入することができ、モバイルタッチで全ての乗り物に乗車できました。Suicaみたいだ。
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オリンピックが近づいているからか、電車やゲートが新しくなっているものが多く、オリンピック前の東京を思い出させました。
Uberやタクシーも当たり前のように走っていますが、公共交通の使い勝手があまりにも良かったので、電車、バス、メトロなどを使いこなしていました。
そういえばパリ観光の前準備 ミュージアムパス
パリに来る前に、ミュージアムパスと呼ばれる、市内と郊外にある50箇所以上の美術館や観光名所を回ることができるパスを購入しました。
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一応、4箇所以上を巡るのであれば、パスを購入する方がお得と言われています。場所によっては、パスを持っていると優先レーンで入れたりもします。
このパスを使い、凱旋門、ルーブル美術館、ベルサイユ宮殿、サント・シャペルを周りました。結局、この4箇所しか巡らなかったので、最終的に得したのかは不明です(考えないようにしている)。
パスを持っていれば、全ての場所に必ず入れるというわけでもなく、ルーブル美術館やベルサイユ宮殿などの人気スポットは、オンラインの事前予約が必要だったりします。他にも市内にある美術館であれば予約が推奨されていますが、当日に空き時間があるか見てみると、すでに全部が埋まっていることも。
パリ観光は、しっかりと計画して行かないと、見たいものが見れないのか。さすが観光都市だな、と思い知らされました。
1日目 ベルサイユ宮殿〜凱旋門〜シャンゼリゼ通り〜エッフェル塔
前田家の旅スタイルは、基本「まったり生活8割、観光2割」ですが、パリに至っては割合が逆でした。パリに到着した次の日から、観光が始まりました。
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ベルサイユ宮殿は、母から勧められて行こうと決めた場所でした。というのも、母が昔ベルサイユへ行った際に見た「鏡の間」が印象深かったというのです。数十年経った後でも覚えている場所とのことで、さっそく行くことにしました。
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「で、でかい…。」エントランスを入った瞬間に見える宮殿は、見るからに豪華で、とにかく大きい。使用人さんは何人いたんだろう。
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宮殿の庭園は、コの字型の建物の左右後ろに伸びています。宮殿の敷地は、建物よりもはるかに広い。フランスの王宮が、どれだけ豪華(贅沢?)だったかが伺えます。そりゃ革命に至るわな。
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宮殿の中は、一つ一つの部屋が展示室のようになっていて、使われていた家具、絵画などがたっぷりと展示されていました。
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美術館や博物館をじっくり見ないタイプなので、ベルサイユ宮殿でも、ほぼほぼサーーーっとしか見ていないのですが、立ち止まってじっくり見入っていたのは「生地」です。
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家具に使われる生地は、細かい刺繍がされていたり、色使いも華やかでした。季節ごとにカーテンを変えていたりしたのかな?なんて思ったり。今でも良い状態で残っていたということは、きっと生地自体の質も良いのだろうなあ。さすがです。
しばらく歩いていると、例の「鏡の間」に到着しました。
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この回廊は全長約75m。当時は鏡が高級品だったため、鏡だらけの部屋を作れる=それだけ財力がある印でした。この回廊の先に王座があったため、各国の使者達は必ずここを通る必要があります。舞踏会などの社交的な場所としても使われていたそうですので、当時の王室の「ドヤ」が聞こえてくるような回廊でした。
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宮殿の庭も人気のスポットですが、庭へ入るには別のチケットが必要でした。中を見ただけで割と満足できていたので、宮殿を後にし、市内へ戻ることに。
お昼を軽く食べた後。前に少し触れていた、ぶっ壊れリモワを修理に持ってきました。このリモワショップの2階が修理センターです。
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スーツケースを修理センターに持っていき、事情を説明すると、ゴツイ修理士さんがスーツケースをくるくると回しながら状態を確認しました。「本当に修理するか?」と聞かれました。「なぜなら、このスーツケース末期状態だ」と。
『このスーツケースが大好きで、あと自分の国に半年は帰らないから、どうしてもこのスーツケースが必要なんですううう!直してくださいいい!お金は何でも良いですううう!』と必死に訴え、直してもらうことになりました。
修理期間は長いのでは?と不安だったのですが、なんと3日で直してくれるとのこと。ひとまず安心し、次の観光スポットへ向かいました。
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オ〜シャンデリゼ〜🎵って確か小学生の時に歌ってた気がします。その頃は「シャンデリゼ」がフランスにある通りの名前なんて知りませんでした。
パリは春を迎えようとしていました。通りの脇にある緑と、その先に見える大きな凱旋門。脇にはラグジュアリー店もありましたが、FIVE GUYSもあったので、テーマがよく分からない通りでした。
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これらの写真を見ると、真っ青な青空で天気が良く見えるじゃないですか。この2分後に、東南アジアでしか見たことがない激し目のスコールが降ってきました。シャンデリゼ通りがプチパニックに。
夫と沼さんは大雨の中、通りの真ん中に行き、誰もいなくなった道を撮影していました。私は、そんなクレイジーじゃないので(失礼)雨宿り。10分ほどすると雨が止み、通常の空に戻りました。
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そして、凱旋門の上へ。
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とりあえず登ってみよ〜、ミュージアムパスにも含まれているし程度の期待で登ったのですが、上からの景色がかなり良かったです。
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ルーブル美術館を見るには遠すぎましたが、エッフェル塔はバッチリ見えます。パリを360度見渡せて、市内をバックに写真も撮りやすいです。展望台の1階下には、ゆっくりと買い物ができるお土産ショップあり、凱旋門の歴史を説明してくれる動画を見ることができます。
凱旋門の後は休憩がてら、ええ感じのカフェへ。
L'Etoile Venitienne(Google Map)
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凱旋門からエッフェル塔方面へ歩く途中にあるカフェでした。
パリのカフェだと、アジア人に対して厳し目の対応を取られるなんて噂も聞きます。実際、とあるクレープ屋さんで席に案内してくれなかった所もありましたが、ここのカフェレストランは違いました。
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空いていたって言うのもあるかもしれないけど、窓際に座れたし、ウェイターさんもとっても丁寧でした。Google Mapの口コミはあまり良くないけど、私は好きなカフェでした!
少し休んでからエッフェル塔へ。
パリ五輪の前なので、塔の前に五輪マークでも付いているかしら〜と思っていたら、まだ普通の塔でした。ちなみに6月7日に、エッフェル塔に五輪マークが付けられたそうです。やっぱりな!!!
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五輪マークはついていなかったけど、トロカデロ広場は激烈工事中で、観覧席も作られていました。何かの競技をするのだろうか。ここで?
エッフェル塔の色を意識したことはなかったのですが、改めて見てみると、ブラウンな感じめっちゃ良いですね!レトロというか、アンニュイな感じがパリの街とマッチしている。
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エッフェル塔を見終わったら、すでに夜の7時くらい。外が明るいと、時間を忘れてしまいます。3人でヘトヘトになりながら家路につきました。
2日目 サント・シャペル〜ルーブル美術館
2日目も元気にパリ市内へ!この日はちょっと遅めに家を出て、お昼過ぎにパリに着くスケジュールでした。
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まず向かったのは「サント・シャペル」。パリのシテ島に位置するゴシック様式の教会です。13世紀にフランス王ルイ9世によって建設され、1248年に完成しました。教会内のステンドグラスで有名です。
ミュージアムパスに含まれている場所で、事前に訪問日時を予約して向かいました。
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教会は二層構造になっていて、下層は一般信者が使用するために作られました。観光客は下層から入館し、階段で上層に上がります。上層は王室専用の礼拝堂で、上下の写真です。日本語をはじめとした色んな言語で書かれたガイドブックが置いてあるので、私のようにノーアイデアで行っても十分に楽しめます。
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ただ、ここ、セキュリティが異様に厳しく、普通に意地悪です。
予約時間通りに着いたものの、並んでいた列が悪かったのか全く案内されませんでした。係の人に状況を聞いてみると、時間通りに来なかったお前が悪い!嘘つき!と大きな声で怒鳴られました。他の観光客の人が大勢いる前で、です。異様なほどに怒られたので、心臓がバックバクになって、一気にテンションが零下にまで下がりました。
次の入場列に押し込まれ、中に入ることはできましたが、非常に不快な経験でした。周りの人全員に対し攻撃的だったので、鋼の心を作って行くことをお勧めします。
サント・シャペルの後はセーヌ川を沿って、ルーブル美術館に向けて歩きます。
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ルーブル美術館も、ミュージアムパスで入ることができますが、事前に日時を予約する必要がありました。予約していても、中に入るまで20分くらい外で待ちました。
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待機場所はルーブル美術館ならではの、透明な三角前。映画「ダビンチ・コード」を思い出し、ワクワクしながら待ちました。
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中に入ると、この三角の下に美術館のロビーが広がっていて、展示エリアに繋がっていました。とりあえず有名どころを見よう!と思い、ピンポイントで美術品を巡ることに。
ちなみに、ルーブル美術館の見どころを予習するために役立った記事はこちらです。ルーブル美術館、24の至宝。効率よく回るための必見作品リスト
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私の1番のお目当ては、これでした。
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モナリザの微笑み〜!!!モナリザが1番人気で、1番前の列から眺めるまで、超絶人混みの中15分待ちました。めっちゃ皆モナリザとセルフィー撮ってました。美術品とセルフィー撮るの、なんでなんだろう。
人混みを通らなければ、結構遠くから作品を眺めることになります。背が低いと、ほぼ見えません。
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噂でルーブル美術館は大きいと聞いていましたが、マジで大きかったです。どれくらい大きかったかって、大人3人で「ハンムラビ法典」の展示を探しましたが、見つけることができなかったくらいです。
とにかく人が多くて、広くて、トイレの数も少なめです。歩きやすい靴を履いて、多くの休憩を挟みながら周ることをお勧めします。
ネットや教科書でしか見たことがない作品を生で見ることができて、来た甲斐がありました。それにしても疲れた。
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ルーブル美術館の後は、近くにあったKマート(Google Map)に寄り、少し日本食を調達。薄切りの豚肉とキムチを買ったので、豚キムチを絶対に食べるぞ!!!
3日目 親友とランチ〜フレンチファーマシー
数少ない友達の1人が、パリにウェディングをしに来ていました。私たちが世界一周に出てから、カレと出会い、結婚まですることになった友達。新婚旅行も兼ねてパリへきているので、途中で邪魔をしてしまうのは申し訳ないぜ…と思いつつ、ランチの時間を取ってもらいました。
Ober Mama(Google Map)
ネットで予約ができるようになっていて、友達が予約もしてくれていました(ありがとう)。私たちの他にもアジア人の観光客っぽい人が多くいたので、どこかでバズっているのかも。
パスタ、ピザ、サラダ、なんでもあるイタリアンで、ドリンクも豊富。パスタは生パスタで、具もたっぷり。
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店員さんは親切で、雰囲気もよく、味も最高。親友の旦那さんともお会いできたし、結婚式の写真も見せてもらえたし、とにかく幸せいっぱいなランチでした。会えて嬉しかったなあ〜。日本からのお土産もたくさん持ってきてくれて、救援物資も助かった。本当にありがとう!
ランチを終えて、夫は帰宅し、私は1人でプチ観光へ。
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まず初めに向かったのは「オペラ・ガルニエ」。大好きな「オペラ座の怪人」の舞台ともなっているオペラ劇場です。うおおおお!ここに怪人がいるのかあ!!!と大興奮していました。
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この勢いで中の見学もしたかったのですが、この日は劇場がクローズしていました。せっかく行くのに、劇場が見れなかったら肩透かし喰らった感じになるので、この日は諦めることに。
以前からTikTokの#frenchpharmacyhaul で勉強していたスキンケアグッズを買いに行きました。
ファーマシーは至る所にありますが、私はオペラ座近くにある Haussman Opera Pharmacy(Google Map)へ。小さなファーマシーですが、ありとあらゆるスキンケアブランドの商品がぎっしり並んでいました。
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もしかしたら、日本にいた頃より肌を労っているかもしれません。
今の所のオススメはCaudalieのセラム(日焼け止めはぶっちゃけ微妙)、Embryolisseのクリームです。A313の効果はよく分かっていないのと、BiodermaのボディクリームとNuxeのオイルは想定通り!です。
いっぱい買い物ができてホクホクしながら、帰宅。
4日目 休憩日
3日連続でパリ市内へ出ていたので、疲れが溜まっていました。そして、この日はずーっと雨。家でとにかく休憩することにしました。
そんな中、夫は、
働きながら世界一周を続けて、ルクセンブルク🇱🇺訪問で100ヶ国目に到達しましたー!!大台!
— ルイス前田 / ノマド歴10年100ヶ国 (@NY_ruisu) May 29, 2024
次は、働きながら宇宙旅行を目指します pic.twitter.com/j1pHRxrkm3
パリから電車に乗って、ルクセンブルグに行っていました。元気だなあ。そして、訪問国が100カ国に到達したようです。同じ年なのに、どんだけ行動しているんだ。
お土産に、ルクセンブルぐチョコを買ってきてくれました。
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食後、3人で仲良くチョコレートを食べて、この日は終わりました。ピースフル。
5日目 1人観光の日
夫は4日間連続で外に出ていたので、仕事も溜まりまくりーの、疲れまくりーのだったので、1人でパリ観光です。
パリで1番行きたかった「オペラ・ガルニエ」へ。3日目に足を運んだ時は、シアターが閉館していたので、再度、訪問してみることにしました。幸いなことに、この日はシアターも開いていました。
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せっかく1人で来たし、パリで1番楽しみにしていたし、セルフガイドツアーをつけて周りました。今のセルフガイドツアーは、iPad+ヘッドホンで周るんですね。iPadで追加の説明動画があったり、AR機能もありました。すごい。
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オペラ・ガルニエは、とにかく豪華。1つ1つのパーツも大きいし、大胆。エントランスを入ると、シメトリーに分かれる大階段があり、真ん中には巨大な女神様が立ちはだかっていました。
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ミュージカルのオペラ座の怪人、第2幕、幕開けの曲「マスカレーーーード!」って頭の中で歌いながらロビーエリアを歩き回り、劇場内へ。
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あの天井にあるシャンデリアが落ちたのか!もしかしたらミュージカルの舞台上にある丸い電球は、天井の円の周りについている丸い電球をイメージしているのか!?など、色々と想像しながら見るので楽しすぎます。
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ここでオペラを見てみたくなる劇場でした。
そして、こんな粋な部屋もありました。
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劇場のステージ近くにあるボックス席の端、部屋番号5。ここは、オペラ座の怪人専用のボックス席です。作品をオマージュして作ってあるの、ファンにはたまらん演出です。
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そしてこの、グラン・フォワイエ。幕と幕の合間や、作品の後にここで集まったとされている場所です。金ピカでした。
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ベルサイユ宮殿よりも豪華なのでは…と思ってしまうほど、細部までこだわりを持って作られていました。
1人で歩き回っていると、よく「写真を撮ってくれませんか」と頼まれました。ヘッドホンでオーディオを聴いていたとしても、です笑。その代わりに、自分の写真も撮ってもらえるのでwin-winなのですが、久々にたくさん声をかけられたので驚きました。1人ツアーも良いもんだな。
帰りはお土産物屋さんでステッカーだけ購入して帰りました。怪人グッズは買い占めたくなりましたが、グッと堪えました。
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オペラ座で散々歩いたので、近くのスタバで小休憩した後、午後5時頃に愛おしのリモワを受け取りに向かいました。
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表から見ると分かりませんが、ジッパーが総入れ替えされていて、なんか汚かった部分も拭き取っていただけていました(ごめん)。Merci!!!と元気に伝え、お支払いをし(2万くらいだった)、お店を後に。
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これからも、まだまだ旅は続きます。ここで修理できて良かった!
1人観光の締めは、蕎麦です。
パリには、寿司、蕎麦、焼肉、うどん、ラーメン、火鍋、フォー、など私が好きなアジア料理が溢れるほどありました。どこに行くか散々迷った挙句、冷たい蕎麦を食べに、アブリ蕎麦(Google Map)へ。
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気合いを入れていったので、開店前に着きました。予約ができないお店なので、すでに人が何名か並んでいました。人気!
入った瞬間から「いらっしゃいませ」で出迎えられ、オーダーも全部日本語で聞かれました。久々に日本語で接客されて、こっちが戸惑いました。なんか小っ恥ずかしい。
せっかく来たので、お蕎麦だけ食べるのは勿体無い。前菜も頼んじゃえ!って思いながらメニューを見ると、前菜だけでも全部頼みたくなるレベルの品揃え。特に、ゴマ鯖。頭を悩ませ、揚げ豆腐にしました。
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お蕎麦は、おろしぶっかけ。夏といえばですね。頼んだ後に気づいたのですが、味付けはほぼ揚げ豆腐と同じでした。どんだけ、つゆ+大根おろし+海苔+ネギ+鰹節のコンボが好きなんだろうか。
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ひっさびさに鰹節を食べました。こんなに美味しかったっけ…。日本に帰ったら良い鰹節でお蕎麦も、豆腐も、白米も全部食べたいなあ。とにかく幸せな気持ちになれた夕食でした。ごちそうさまでした!
家に着いたのは20時くらい。パリの日は長いので、1人旅でも遅くまで出歩けるから良いですね。楽しかった〜!
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6日目 ディズニーランド・パリへ
世界一周中にやりたいことの1つ。それは、ディズニーリゾート制覇です。パリにもディズニーランドがあるので、行ってきました。
パリのディズニーランドは、パリ郊外のマルヌ=ラ=ヴァレと呼ばれる街にあります。電車で1時間弱ほど。滞在していたAirbnbからだと2時間くらいかかりました。遠いですが、電車の駅がパーク目の前にあるので便利っちゃ便利です。
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ミッキーマークがついた駅名を目指し、電車に乗ると、途中から乗車してくるのが全てファミリー。日本ではカップルや友達同士でディズニーに来ることが多いですが、やっぱりテーマパークは家族向けだよなと思い出させてくれました。
ディズニーランドに行った日は、天気が崩れ気味。気温も寒く、コンディションはあまりよくありませんでしたが、ミッキーの姿を見るだけでテンションが上がる。
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セキュリティを通り、事前にオンラインで購入していたデジタルチケットをスキャンし、中へ入りました。
入って速攻向かったのは、お土産ショップ。寒すぎたので、長袖のシャツを追加購入するところから始まりました。
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パリのディズニーランドのお城は、ピンク。眠れる森の美女のお城です。
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パークのサイズかんは東京ディズニーランドとほぼ変わらないかな、という感じ。大きさは似ていても、細かいところが東京と違うので来て良かった〜!と思いながら1日を過ごしました。
特に楽しみにしていて、入園後1番はじめに乗ったのは、「ファントム・マナー」。日本のホーンテッドマンションです。
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日本のホーンテッドマンションはゴーストが屋敷の主人ですが、パリでは花嫁の女性と死神が主人です。ライドの全体的な雰囲気は暗く、日本のライドのように最後は墓場で運動会的な演出はありませんでした。普通に、最初から最後まで不気味なライドで、本来の意味での「ホーンテッドマンション」です。
要所で日本で見るような演出もありましたが、新鮮なライドでした!
ファントム・マノーが終わると、ディズニーランドのアプリで待ち時間を見ながらパーク内を歩き回り、待ちが少ないものを見つけては乗りしていました。
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パリでも「ライオン・キング」のショーがありました。前回、アメリカにある2つのパークでもライオン・キングのショーを見て、猛烈に感動しましたが、それぞれと内容がまっったく違いました(カリフォルニア編、フロリダ編)。
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パリのショーは、映画の内容をぎゅぎゅっと20分くらいにまとめ、いくつかオリジナルソングも足されていました。アクロバティックな動きもあったりで、見応えたっぷり。
お金を出せば良い席に座れる仕様になっていますが、私たちは普通に並んで入りました。たまたまですが、おそらく有料であっただろう席のエリアに2席空きがあり、スタッフさんが案内してくれました。ステージをほぼ真ん中から見ることができたのは、ラッキーでした。
そして、珍しく夫が気になっていたライド。「ハイパー・スペース・マウンテン」。名前だけ聞くと小学生か?と思わざるを得ない。
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映画「スター・ウォーズ」をテーマに作られているジェットコースターで、なんと搭乗口が屋外でした。スペースマウンテンって完全に屋内じゃ無いんだっけ…。
そして、ジェットコースターのシートベルトは、腰に置くタイプではなく、ガッツリ頭から被るタイプでした。
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絶叫系は、そこまで得意ではありません。乗る前に不穏な空気を感じました。
ひとしきり叫び、無口になり、耐えた後。スターウォーズと、私が知っているスペースマウンテンが融合すると、かなり激しくなるもんだな、と顔面が無表情になりながら搭乗口まで戻り、静かにライドを降りました。
楽しかったです。多分。
この後もしばらくパークないをぷらぷらし、ディズニーシーで見たネモ船長の潜水艦を見つけたり、
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他のパークとはまたちょっと違うカリブの海賊に乗ってみたり(落ちる回数が多かった)、
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ディズニーランドの主、ミッキー様をパレードで眺めたり、
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いろんな場所で写真を撮ったりしながら1日を過ごしました。
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天候が良くなかったこと、そして連日の観光から疲れ切っていたこともあり、夕方6時くらいにはヘトヘトになってしまいました。無理はせず、大人しく帰ることにしました。
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ディズニーランド・パリは、今まで行った各パークの中で、全体の構成は似ているけど演出が少しずつ違う、間違い探し(間違いじゃないけど)をしているような気分で楽しめたパークでした。思っていたよりも人が多くいたのは驚きでした!
次に行く世界のディズニーは、香港か上海です。楽しみ!
次の目的地 スイスへ
珍しく観光ずくしだったパリ旅がやっと終わりました。めちゃめちゃ楽しかったけど、とてつもなく疲れました。
沼さんは、パリから日本に帰ります。ここからまた、夫と2人旅が始まります。次に目指すはスイスです。
パリを出発する便は、オルリー空港からでした。電車やバスを乗り継ぎ空港に向かう途中に、良いアングルでエッフェル塔を眺められる電車があったので最後にご紹介です。
メトロ6番、Nation行き、左手の席では、エッフェル塔を良いアングルから見ることができます✨
— ケイコ前田👐世界一周中🇪🇬 (@kaychan_i) June 1, 2024
※窓のきれい度はその日による pic.twitter.com/TknPjgaVyE
パリ旅では、やること見るものがとても多く、充実した毎日でした。一方で、深くは触れていないものの、あまり優しくない対応をされた局面が多かった場所でもありました。
本来であれば、パリ、サイコー!で終わりたいところですが、総合的な経験の質としては、プライマイゼロだったかな!?
\私はこんな人です/
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プロフィール:
1987年生まれ。埼玉出身、11歳まで大宮で育つ。そこから親の仕事の都合でアメリカ・ニュージャージー州へ。2011年に帰国し日系メーカーに新卒入社。そこから外資金融メディア→外資製薬→外資メディアへ転職。2021年7月11日(セブン・イレブン)に前田塁と入籍し、2023年8月に仕事を退職し夫と世界一周、新婚旅行へ。
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